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組み立てたペダルを自分の好みのセッティングにするために各部の調節ポイントを把握しておきましょう。
この調節の機能や各部の変化がどのようにおきるかについて、知る事はメンテナンスの中でもっとも大切な部分です。 |

自然な踏み心地と足裏のフィット感 をポイントとして作業を進めていきましょう。踏み込み時にビーターの重み以外のテンションを感じてしまう場合や、力が逃げてしまっている状態はNGです。
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ベースドラムの音色の変化もしっかりと聞き取るようにすると、さらに良いセッティングが見つけられます。 |

調整は必ずベースドラムにしっかりと取り付けてから行ってください。
つけている状態とそうでない状態とでは、かなり踏み心地が違います。 |
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まずスプリングのテンションを、組み立ての段階でおこなったごくわずかにテンションがかかった状態にします。
この状態がスプリングテンションの基本です。 |
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次にビーターの角度を調整します。
フットペダルを横から見てビーターの角度が45度ぐらいを標準的な目安として、そこから少しずつ
寝かしたり、起こしたりするようにビーターアングルを調整しながら“フットボードと自分の足が一体になっている感覚”又は“フットボードが足に吸いついている感覚”が一番得られる位置に設定します。
※フットボードの位置が前後できるペダルの場合は、フットボードの先端がシャフトの真下になるようにセッティングして下さい。
(この位置が基本となります) |
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ペダルによってはビーターホルダーの位置を変えることで角度を変えられるものもあります。 |
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次にビーターの長さを調節します。
極端に重みを感じたり、軽い状態にする事は避けて自分が自然に踏める位置を探します。
この時もビーターの角度を調節した時のポイントを目安にし位置を決定します。
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踏み心地を最優先する場合はビーターのメモリやバランサーは極力使わないようにしましょう。これらをとってしまうだけでも、かなり踏み心地が良くなります。 |

基本の調節を終えた段階で、“反応が悪い”などの問題を感じた場合は、スプリングに原因があります。
そんなときはGATEWAYオリジナルスーパースプリングに交換してみてください。
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GATEWAYオリジナルスーパースプリングは伸縮動作が非常に優れているので、最低限度のテンションで
十分な反応が得られます。そのため軽い踏み心地(自然な踏み心地)のまま素早い反応を得ることができます。
踏み心地が大きく変わるだけでなく、ベースドラムの音域が広がり、芯の通った音になります。
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通常
市販されているスプリングでは、最低限度のテンションでセッティングすると反応が悪くそれを補うためにテンションを少し強くして
使用することになるはずです。
しかし、この方法は踏み込み動作に対しての抵抗が増してしまうため、自然な踏み心地ではなくなってしまいます。
逆に、軽さを求めてそのままで使した用場合は、足とフットボードのフィット感の悪さが残るわけですから、結局どちらをとっても何らかの不満が残る状態で
使用することになってしまいます。
早速、その反応の違いとサウンドの差を確認してみてください。 |

Play
※右GATEWAYスプリング
左YAMAHA純正スプリング |
使用ペダル YAMAHA FP720
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ご注意ください!!
最近発売されているようなゴツイペダルでは効果が現れない場合があります。 |
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