こんにちは。とら植木です。
チラホラと初夏の陽気になる日もあり、今年の夏も暑くなりそうな予感ですね。
この前まで、桜で新生活でと言っていたら、もうゴールデンウィークに差し掛かってきました。
本当にはやい!!
さて、皆様、ナイル・ロジャース&CHICのドラマー、ラルフ・ロールさんはご存知でしょうか?
先日、ご縁があって来日がてらご来店頂く機会がありました。
せっかくなのでこの機会にプライベートレッスンを受講できる企画をしたんですが、もちろん私も稽古をつけてもらいました♪
ナイル・ロジャースはもちろんですが、長年ニューヨークのアポロシアターのハウスドラマーを務めていたり、私も大ファンのD'angeloなどでもプレイしているので、気になっていることを色々聞いてみました!!
ラルフさん自身、素晴らしいタイム感だなと思うんですが、タイムについてどういう意識でプレイしているのかと聞いてみたら、
「楽しむだけだよ!・・・」という、、、分かるような、分からないような返答でした^^
つまり、意識や視点を変えるだけで世界が変わるので、一つのポイントにあまり神経質にならずにバンドの中のコミュニケーションを楽しむこと。
そして、ドラマーはタイムコップ(タイムの警官のような存在)なので、各プレイヤーのプレイにも注意を払い続けること。
というような内容です。
フムフム。。。
さらに、メンタル的?なアドバイスとしては、
良く見られたいなんて思わずに、自分はファニーマンとして観客をハッピーに楽しませること。
もちろんスティーブ・ガッドやデイブ・ウェックルなど、自分も世界のスーパードラマー達のファンでもあるし、同じような事ができる訳ではないけれど、自分の仕事は自分にしかできないと腹をくくること。
失敗しても何食わぬ顔でプレイし続けること。
フムフム。。。
まぁ、よく言われるような事なので、言葉は違えど、内容として目新しい事ではありませんが、
他にも、D'angeloのセッションでは、キーボードが前に突っ込み気味、本人は少し後ろに引っ張り気味でプレイするので、自分はどうするべきか迷ったが、D'angeloから自分のタイムを軸にプレイするように言われて、結果、それが良いアンサンブルに繋がったとか。
ナイルからも自分のフィールを大事にするように言われているとか。
なかなか聞けないような話も聞けて、「ほぇ~・・・」っとしていましたが^^、良い時間になりました。
確かに、言われてみれば当たり前の話ではあるんですが、やはり、ステージの大小は関係なく、どんな場面でも等身大でいることが大事、そうあるべきなんだな。という事でしょうね。
とは言え、、大きなステージの前とか、、、いつもそういう風にいるために何か心掛けていることはありますか?と聞いてみたら、「特にないよ!」という事でした。
ないんかーーーい!!!
と思いつつ、でも、やはりそういう所にもテンションがかかっていないことがリラックスにも繋がってくるんだろうなという風に納得もできますよね。
うん。。。よし!
まずは、平常心と向上心とバランスを整えるところからかな!
夏に向けてまた頑張んなきゃ!!
それでは、また次回~!!
(by 店長 とら植木)
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