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トルコシンバルファクトリーツアーレポート

2日目:Bosphorus

まずは午前の部、工場見学♪

トラディショナルな作り方にこだわっていると言われても、
私はシンバル作りを見るのも初めての事なのでこの時はよく理解できていませんでしたが、、、

この写真は、最終日にAGOPの工場に行った時に見せてもらった写真ですが、
これが、OLD K ZILDJIAN工房の写真だそうです。
BOSPHORUSの窯の様子などはまさにこの感じだったので、トラディショナルな工法という意味がよくやくわかりました!

窯を地面から取り出すのも人力、この窯を長い棒で左右から人が支える感じで
溶けた金属がどんぶりに注がれていきます。
ボスフォラスの窯の温度は、3社の内でダントツの高温の約2000度だそうです!!
薪でこの温度まで持っていくらしいのですが、電気窯ではこの温度は出せないようで、
この温度もBOSPHORUSのコダワリだそうです。

これが2000度の窯。
全く関係ないけど、太陽の表面温度は約6000度と習ったことを思い出しました(笑)
結構な距離を取っていてもとても熱い!!
この2000度に耐えている窯の素材はなんなんだ?という事で質問してみましたが、
ずっと使い続けてるから分からない。。との事でした。。。
割れちゃったらどうするのよ!と思ったけど。。たぶん誰かは知ってるんでしょうね。。。^^;

窯から出した金属は、初日のメメット工場と同じようにローリングマシンで平らに。
ただ、BOSPHORUSは、1回マシンをかけた時点で少し寝かせるようです。

この窯の温度や金属を寝かせるタイミングが各社違いがあるようで、
これも最終的な仕上がりやサウンドにも大きく影響するんでしょうね。
この後はハンマリングの見学。