トルコシンバルファクトリーツアーレポート
3日目:Istanbul Agop
歴史を学んだあとは、いよいよ興奮の工場見学!!
アゴップ工場では、キャスティング(鋳造)のところは撮影不可だったので、ローリングマシンの工程から。
AGOPのキャストは門外不出だそうなので、
他の国でトルコの材料を使用しているブランドのシンバルも確実にアゴップのものではなさそうですね。
ココでもピザ窯とローリングマシンの行ったり来たりを繰り返して段々とシンバルの大きさに近い薄いシートになっていきます。
他とちょっと様子が違ったのは、ハイハットはこの時点からペアになって加工されていました!
これは今回の旅で聞いてみたいポイントだったんですがあっさり終了。。。なるほどなぁ。。。
AGOPではハイハットは生まれた時からペアになっていると。。メモメモ。
カップを成形するマシン。
AGOPを代表するフラッグシップの30thアニバーサリーシリーズは、このカップの部分もハンマー職人が手で打ち出しているとの事でした。
なので、このマシンで作られるシンバルは30th以外という事になりますね。
かなりシンバルっぽい形になってきたシート。
でもこの時点ではまだガラスのように脆いんです。と言って、
彼が軽く机に叩きつけただけで粉々になってしまいました(汗)
粉々になったシンバルもまた再利用されるので問題はなさそうですが、
錬金術の研究過程で生まれたと言われているシンバルの合金の神秘的な部分を見た気がしました。