ソロの後は、3人組女性ロックバンドのe-ha?※が登場。GUITAR/BASS/DRUMのメンバー3人＋チャド・スミスというツインドラムのバンド形態での演奏が始まった。 この形態での本番前のリハーサルは僅か2回という状況にもかかわらず、e-ha?のオリジナル曲をメンバー達とぴったり息の合ったプレイで演奏している事にも驚かされた。さらに、グイグイとアンサンブルをリードしていくゆったりとした懐の深いビートは、バンド全体を包みこむという感じで、さすがは世界一のロックドラマーという貫禄が垣間見える。 経験から聴こえてくるプレイなのか、好きな音楽から学んだものなのか、こんな風にドラムを叩いてくれたら、他のパートのメンバーはとてもプレイしやすいだろうし、レッチリのフロントメンバーがあれだけ暴れて遊べるのは、そんなチャドの存在の大きさが影響しているはずだ。 まさに、チャド・スミスはバンド演奏になったときこそ、その本領を発揮するタイプのドラマーなのだと思い知らされた。
e-ha?とのセッションを終え、再びトークに戻ると、「この後ドラマーが何人か登場するんだけど、全員の名前を答えられた人には、今セットしてあるものの中から好きなシンバルをなんでもあげるよ!」と突然言い出すチャド!! |
