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サウンド

材質

ヘッド

フープ

エッジ

ラグ&ボルト

こだわり

総評
■総評
今回からは、メーカー別のチェック対決となるので、価格差やスペックの違いが大きく評価に現れてきますが、遠慮なく包み隠さず言いたいことを言わせてもらいますのであしからず!価格差をどう採点するかで順位が大きく変わりますが、総合的にみてトカカスタムが一番良かったです。価格差を気にしないのであれば、LPマタドールもバッチリです。価格で勝負なら、スタンド付きのマイネルマラソン!残念ながらパールの良いとこは唯一パーツだけかな?

LP / MATADOR
総評
LP上級機種には胴の材とヘッドにセレクトと入っているのに対し、このマタドールシリーズにはセレクトという文字が入っていないんですが、ハッキリ言って違いは感じられません。また、作り自体も上級機種同様にしっかりしています。サウンドへの影響があると思われる違いはフープに代表されるパーツの違いと、部分的なファイバーグラスコーティングがないことでしょう。逆にファイバーグラスコーティングがないことで、素朴というか自然なウッドコンガの良さも感じます。さらに、ナチュラル以外のカラーは納期がかなり掛かっちゃいますが、カラーバリエーションが豊富なのも魅力のひとつです。このマタドールシリーズはラテンの中でも、特にサルサやキューバ音楽が好きだ〜!という人には大変おすすめのコンガです。もちろん、これからコンガを始めようという方にもウッドの良さが際立つオールラウンドに使えるコンガとして超おすすめですよ!

気になる点
・ゴールドパーツ

クロームフィニッシュの場合は全く問題ありませんが、ゴールドフィニッシュは年数が経過するとメッキが剥がれたり、色が薄くなることがあるので注意が必要です。

・ファイバーグラスレインフォースドレイヤー
上級モデルに施されているラグ周辺の、ファイバーグラスのコーティングは省かれています。よほどのことがない限り変形や割れはないでしょうが、物足りない気がします。

・ボルトの太さ
ハイテンションで使用することが多い場合は、ボルトの引っ掛け部分が延びきってしまい引っ掛かりが悪くなったり、外れてしまう場合があるので、スペア―を持つことをお勧めします。頻繁に延びきってしまう場合は、ギャラクシーやパールエリートのボルトに交換すると解消できます。

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PEARL / ELITE WOOD
総評
私個人としては、大昔に手に入れたパールプロコンガを気に入って現在も使っているので、パールエリートコンガには期待をもってチェックしたんですが、残念な評価となっちゃいました。現在のエリートは以前は、ほぼ同じ商品をAFROというブランド名でパールが販売していてそこそこ良かったんですが、このパールエリートコンガは明らかに品質がダウンしています。どうしてもパールエリートがいい!という人や、すでに持っている人はLPギャラクシー用ヘッドかプラスティックヘッドに変えさえすれば、胴はちゃんとしたオーク材を使用しているので、そこそこ使えると思いますよ!また、そのヘッドについてはどういうわけか、良くないパール純正のスペアヘッドの方が、上質のLPのヘッドより高いので交換時には慎重にお選びくださいね!今後、品質の向上に期待してますよ〜!!

気になる点
・形状
丸みもないボディーと大き目のフープとのバランスがいまいちピンと来ないルックス!サウンドも丸みがないボディーのため、ベーストーンが弱く感じます。

・グリス
せっかくラグやボルトにこだわっているのに、グリスぐらい塗っておいて欲しいとこですね。残念!

・仕上げ
エッジはもとより、内側の仕上げの悪さ、パーツ取り付けボルトの緩みなど至るところに製造の雑さを感じました。見えないところの手抜きはいけませんねぇ!以前のパールは良かったのに残念です。

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TOCA / CUSTOM DELUXE SERIES
総評
価格はLPマタドールやパールエリートに比べ安いんですが、好みは別として前者を上回るぐらい良いコンガです!なんと言っても作りの良さには驚きました。ヘッドチョイスも良いし、パーツも問題ないし、全体のバランスも取れています。ただ、ちょっとフープがでかいかな?という気もしますが、まあ慣れれば全く問題ないでしょう。サウンドと来たらもうご機嫌!個人的には一番気に入っています。ベーストーンはしっかり出るし、ローからハイまでバランスよく出るし、何より叩いていて楽しくなって来るような明るいサウンドが魅力です。不思議なのは、カラーによって値段が違うところ?そして、ここだけの話ですが、間違ってもカスタムより上級のリミテッドは買っちゃダメですよ!サウンドは変わりないのにゴールドメッキなので剥がれて きちゃいます。購入の際は、カラーとシリーズに気を付けて!

気になる点
・ハンドル
コンガって意外と持ちにくい楽器なんですよね!もし、穴を開けずに取り付けたい人は、パールのハンドルが取り付け可能なのでお試しください。

・ボルトの太さ
ハイテンションで使用することが多い場合は、ボルトの引っ掛け部分が延びきってしまい引っ掛かりが悪くなったり、外れてしまう場合があるので、スペア―を持つことをお勧めします。頻繁に延びきってしまう場合は、ギャラクシーやパールエリートのボルトに交換すると解消できます。

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MEINL / MARATHON CLASSIC
総評
このマイネルマラソンの魅力はなんといっても価格です。ウッドシェルのコンガを2本買って、しかもスタンドまで付いて来て6万円台で納まっちゃうんです!しかも、サイズバリエーションがプロコンガ並に3種類も用意されています。とりあえず予算がないけど、コンガが欲しい〜!という方にはもって こいのコンガです。サウンドについては、今回のチェック商品の中では、ひいき目に見ても良いとは言い難いですが、今回紹介していないマイネルマラソンと同価格帯の商品の中では、最も良いと思います。充分ライブやレコーディングに使用できるクオリティーがあると思います。これからコンガを始めようと考えている方の最初の楽器として、大変おすすめのコンガです。

気になる点
・ハンドル
コンガって意外と持ちにくい楽器なんですよね!以前のシリーズにはフープにハンドルが付いていたんですが、なぜやめちゃったんでしょう?是非付けてもらいたいものです。

・ボルトの太さ
ハイテンションで使用することが多い場合は、ボルトの引っ掛け部分が延びきってしまい引っ掛かりが悪くなったり、外れてしまう場合があるので、スペア―を持つことをお勧めします。頻繁に延びきってしまう場合は、ギャラクシーやパールエリートのボルトに交換すると解消できます。

・仕上げ
エッジ、内側の仕上げは、ハッキリ言ってよくありません。価格が安いのでしょうがないとも思えますが、もう少し丁寧な仕上げを期待します。

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