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密度
★木自体の耐久性や重量とも密接に関係している
木自体の耐久性や重量とも密接に関係している。密度が増すほど、音の立ち上がりが速くなり音像のハッキリしたサウンドが得やすくなる。密度が低くなるほど、音の立ち上がりが鈍く、サウンドの芯が曖昧で、曲がりやすい、折れやすいなど耐久性も下がる。
サウンドファイル |
密度の違い |
サウンドファイルでは、パターンの切れ目で左右ともスティックを持ち替えています。タッチ・ストロークは可能な限り揃えてあります。
高密度のものは、粒立ちとサスティーンの分離がよく、音の輪郭が明快に聴き取れると思います。それに対して、低密度のものはこの分離が悪く、点がハッキリしないサウンドになっています。
どちらの場合も、特にシンバルサウンドでの違いが顕著に表れていますが、高密度のものは、ドラムセット全体でも楽器同士の分離が良くなっているのが聴き取れると思います。スティックの発音の速さの違いは、これほど粒立ちの明快さを左右します。 |
■ 使用スティック ■
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■VIC-FIRTH / 5A■ヒッコリー■太14.1X長407X首6.2■ティアドロップ |
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