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知識編

スティック各部の名称と役割


 07   バランス

タッチ(叩き心地・感触)や操作性に大きく影響が出るポイント
同じ種類のスティックでも、重心(バランス)の位置の違いで印象が変化する。又、同じバランスの場合でもグリップする位置の違いで大きく印象が変化するため、個人の好みに関係する部分でもある。

チップ・ショルダー側

ストロークの遠心力にスティック自体の重みが乗りやすいため、パワーや粒立ちを得やすくなる分、戻りのコントロールがしにくくなる。

グリップ側

ストロークの遠心力が抑えられるためコントロールしやすくなる分、パワー感などを得づらくなる。

 

サウンドファイル

バランスの違い

PLAY JAZZ スタイル
※グリップ側→チップ側
VIC7A→VIC8D→VIC5A

サウンドファイルでは、短めで操作性が高く重心がグリップ側の7A。7Aをそのまま長くした形状で重心が中心部にある8D。8Dと同じ長さで重心がショルダー側の5Aの順で可能な限り同じストロークでプレイしています。
8D・5Aを中心に、バランスポイントの違いで得られる重量の乗り方とパワー感の違いに注意して聴き比べてみてください。


7A・8D・5Aと、順にアタックのパワー感が増し、低域の広がりが大きくなっていく様子が聴き取れると思います。


■ 使用スティック ■

VIC-FIRTH / 7Aヒッコリー■太13.5X長395X首6.5ティアドロップ
VIC-FIRTH / 8Dヒッコリー■太13.5X長407X首6.5ティアドロッ
VIC-FIRTH / 5Aヒッコリー■太14.1X長407X首6.2ティアドロップ

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