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長さ
★操作性に非常に大きく関わる部分
重量がある物でも短いとそれほど重さを感じず楽にコントロールできる。長くなると、遠心力が増すため重量が軽い物でも音の芯や粒立ち・音量を出しやすい。
短め |
ストロークの微妙な変化に対する反応が良く、サウンドに変化をつけやすい。安定したサウンドよりも、多彩な表現が得やすい。
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⇔ |
長め |
ストロークの振り幅を安定させやすく、音量・音質を一定に保ち易い。長くなるほど、遠心力が増すため、パワーを出しやすい。 |
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サウンドファイル |
長さの違い |
サウンドファイルでは、短めで操作性が高い7A・7Aをそのまま長くした8D・8Dと同じ長さでバランスの位置が変わる5Aの順で可能な限り同じストロークでプレイしています。
【7Aと8D・5Aの音色の違い】
7Aでは切れが良くソフトな粒立ちが目立つ音色ですが、それに対して8D・5Aの場合は、芯の強いアタックに加えてサスティーンの広がりが目立ち始めます。
操作性の高い7Aはストロークとの一体感が高まる分、スティックに対する遠心力はかかりにくくなります。このため、7Aの場合はヒットした瞬間から音の減衰が始まります。8D・5Aでは遠心力が大きくなるために、アタック感が強まり、直後にサスティーンが広がり始めます。
7A・8Dの違いを中心に、楽器に伝わるパワーの変化と、アタックの強さや、それに伴う音の広がり方・音量・低域の響き方の変化に注意して聴き比べてみてください。 |
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