仕様 |
■ 各部の詳細 |

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★フープ
14インチのウッドシェルタイプには、ダイカストフープ仕様とスティールフープ仕様の2種類がラインナップ。「フープの違いだけでここまで違うか!!」と言うほどサウンドの印象が変わります。
★ワンポイント |
2機種の違いは要するにフープの違いのみです。つまり、後にフープ交換をすれば、もう片方の仕様がそのまま楽しめるのも魅力なんですよ。 |
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★シェル
9PLYで5mmという極薄のシェルは、深さ5インチとは思えない深みのある響きが特徴です。
上級機種DESIGNERシリーズのバーチシェルは、10PLYの5.5mmなので、特にダイカストフープ仕様の方はサウンドもそっくりで全く引けをとりません!!
※80年代初期のSONORLITEのセットは9PLYの6mm |

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★スナッピー
標準装備のスナッピーは、SONORスネアと抜群の相性を誇るSONOR/SW-1424S。反応・キレが良く、高域から低域まで素直に響きます。 |

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★ヘッド
REMO/114BA-00・114SAをベースにしたSONORロゴのコーテッドアンバサダーとスネアサイドアンバサダー。 |

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★金具類
上級機種と同じく、緩み止めのついたラグに、チューニングボルトは、角頭タイプが採用され、スイッチ・バット部はプラスティック製のものが標準装備されています。 |
サウンド |
■ “超高級”なSONORらしいサウンドのダイカストフープ仕様 |
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反応が良く、“超高級”なSONORらしい整ったサウンドが特徴のダイカストフープ仕様は、音量も抜群でどんなスタイルでも強力な存在感を示します。
SONORにしか出せないこのダイカストフープの絶妙な特徴を活かしつつ、ヘッド交換でガラッと雰囲気を変えるのもアリ!!
★新品らしい響きをドライなヴィンテージサウンドに!
・打面ヘッド:REMO/VA-114
倍音が少なくなって、落ち着いた音色になり、ドライでタイトな粒立ちは特に絶品です。
★深みの増したリッチな響きもオススメ!!
・打面ヘッド:REMO/RA-114
アタックが柔かくなり、中低域のリッチな倍音が心地いいファットで艶のある音色になります。 |
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■独特の深みが心地いいスティールフープ仕様 |
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独特の深みが心地いいスティールフープ仕様は、よりヴィンテージテイストが強まり、音量感やパワフルさよりもシェルの柔かい鳴りを活かしたソフトな響きが特徴です。
アコースティック系のアンサンブルで本領を発揮するスティールフープ仕様は、用途に合わせてパーツ類のカスタマイズがいろいろと楽しめる1台でもあります。
★さらにヴィンテージテイストを強めたい場合にオススメの組合せ
・打面ヘッド:REMO/114VA
・スナッピー:PEARL/S-022NU、又はSONOR/SW-1424MS06
ヴィンテージスネアのような枯れた粒立ちが強調され、非常に味のある渋い音色になります。ノーマル仕様よりもさらに繊細さが増します。
★パワフルさだって必要なときは?
・フープ:TAMA/BRASS MIGHTY HOOP
・ヘッド:REMO/CS-114、又はPS-314BE
アタックや中低域の太さが強調され、音量も増してパワフルさが必要とされる場面でも大活躍。片面のフープだけを交換しても効果ありです。 |
ズバリ! |
■ 人気2大メーカー、LUDWIG&GRETSCH危うし!!! |
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80年代と言えば、ジャック・ディジョネットがSONORLITEのセットで、キース・ジャレット・トリオを支えていたり、スティーブ・スミスがSIGNATUREシリーズの2バスキットで大暴れしていたりと、JAZZエリアでもROCKエリアでもSONORが圧倒的なサウンドのクオリティで一世を風靡していた時代でもあります。
超高級ブランドという事もあり、一大老舗メーカーでありながらも、日本ではLUDWIGやGRETSCHのようなUSAブランドと比べると、全く馴染みのない世代のドラマーもいますが、日本国内でSONORが爆発的な人気を誇っていた80年代後半は、プロドラマーの間でもSONORを持っていないと仕事が取れなかったという逸話もあるほど、強烈なサウンドのクオリティは折り紙付きです。
価格面から見ても、今後はLUDWIGやGRETSCHの定番モデルと同じぐらいSONORユーザーが激増する気配がムンムンです!! |