基本的には伝統のUSA
CUSTOMシリーズが基になっていますが、メイプル+ポプラ6PLYのシェル構成が、よりドライでライトなトーンを、1950年代のフープをフィーチャーした#302ダブルフランジフープ仕様が、よりオープンな響きをつくりだします。新品なのにずいぶん使い込まれてきたようなマイルドなサウンドを
持っているのが印象的。
GRETSCH好きなドラマーにとっては『あ!なんか今までのGRETSCHと違う!!』と、感じられる新鮮な音色になっています。
いわゆる現代のGRETSCHサウンドよりも、少しライトなオープントーンでヴィンテージ色の強いサウンドが魅力のシリーズ。その音色もさることながら、高級スネアのイメージが強いUSA
CUSTOMよりも数万円安い価格設定ももちろん魅力です。
廉価版という位置づけではなく、USA CUSTOMのキャラクター違いとして、本気で迷えるスネアですよ!
ストレートに立ったフープの高さは、ダイカストよりも随分高くなっているようにも見えますが、わずか1mm程度高いぐらいなので、プレイに大きな影響もありません。
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