PEARL / SD-7S PAD STAND

例えいつでもドラムセットを叩きながら練習できる環境を持っていたとしても、スティックコントロールのなどをシビアに見つめなおすなら、トレーニングパッドでの練習も欠かせないものです。
練習台に関しては、定番のものからより的を絞ったものまで色々と種類が豊富ですが、練習パッド用のスタンドとなると、ガクンと種類が限られてしまいます。

しかし、恐らくパッド練習が日課のドラマーにとって、実はこのスタンドの安定感の面は共通の悩みと言えるのではないかと思います。

そんな事情もあってか、数年前の発売以降グングンと人気を博しているパッドスタンドがPEARL/SD-7Sです。

今回は、この人気の秘密とも言える“ナイス〜”な機能に目をつけてみました。


★詳細情報
高さ調整:約560mm〜910mm
※パッドを装着する台座の部分の高さ

 一発で解消!!

歯がゆかったあの悩み。。

スタンドにセットした練習台を叩いていて、なんとも歯がゆいのがパッドの緩みです。叩く振動で少しづつパッドが回転してしまうのが原因ですが、長年使い込んだパッドとなると、もう本当にすぐ緩むので結構イライラするという方も多いかもしれません。最終的にはスタンドから外れてしまうことも多々あると思います。

しかし、PEARL/SD-7Sは固定方法がちょっと工夫されています。パッドを受ける部分にウイングボルトが付いていて、パッドを裏側からもしっかり固定してくれるので緩みが防げるという仕組みです。
さらに、パッドの下部とそのパッドを受ける金属部分が直接接触しないようにフェルトが挟まれるので、ノイズも出にくくなっています。

集中して練習している時などは、これらの問題は尚更気になりますよね。形は昔からある定番のパッドスタンドですが、重量や見た目をほとんど変えずに、このほんのちょっとした工夫でとても大きな効果が得られるという部分が、まさに“ドラマー心を捉えた一品”と言っても過言ではありません。