サウンド |
■サウンドの違いは歴然!! |
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DB-90の良いところは、なんと言っても“音質”です。低価格モデルの“ピコピコ”という携帯ゲームのような音質と比べて、“カッカッカッカッ”というシャープな響きは、よりリズムの“点”を明確に示してくれます。
リズムの点が明確と言う事は、それだけテンポが感じやすいと言う事でもあり、さらには明確な分“シビア”なトレーニングが出来るという最大の利点があります。特に、ヘッドフォンを繋いだ状態では圧倒的な違いがあります。
要するに、メトロノームの音質はリズムフィーリングを訓練する上で、その結果を左右する最も重要な部分なんです。
※DB-90は、メトロノームの音色が4種類プリセットされています。サウンドファイルは、VOICE1/STANDARD
METRONOMEの音色です。 |
便利な機能 |
■ヘッドフォンジャック(OUTPUT)が2つ |
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DB-90はヘッドフォンジャックが2種類付いています。穴の大きなステレオプラグは、リハーサルスタジオなどのミキサーと繋げば、バンドアンサンブルの際にメンバー全員でクリックを共有できます。
さらに、この状態で小さい穴のステレオミニプラグも同時に使用できるので、そこにマイヘッドフォンを差し込んで使う事も出来ます。 |
エコ?? |
■ACアダプタ用コネクター |
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DB-90に限らず、各社ともこのクラスのメトロノームには、電池以外に別売りのACアダプタも使えるコネクターが付いています。持ち運び時には電池、自宅やステージではアダプタと使い分ければ、とっても経済的です。
★ワンポイント★ |
DB-90のような多機能モデルは、その多機能さが逆に仇となって電池の寿命は意外と短いんです。ACアダプタ端子は意外と重宝できるスペックなんですよ。 |
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どこでも安心 |
■バックライト機能 |

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暗いステージでも安心のバックライトを装備!! |
微調整できる |
■リズムレベルスライダー |

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4分音符・8ウラ・16分ウラ・3連符・アクセントの音量をそれぞれ独立して細かく調整できるので精度の高いトレーニングが効果的に行えます!! |
重宝します |
■シンバルホルダー |

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6mm・8mmのボルトに対応するネジ穴でシンバルスタンドやアタッチメントに取り付けることが出来ます。
※一部のアタッチメントでは、微妙にネジ径の相性が悪い物があり、装着できない場合があります。 |
意外と楽しい |
■リズムコーチ機能 |
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4種類のリズムコーチ機能を搭載!!別売のVドラムパットとの接続はもちろん、本体に内蔵されたマイクを使う事で、アコースティックドラムでもリズムコーチが楽しめます。
★ワンポイント |
★TIME
CHECK
メトロノームの示すタイムに対して、自分が音を出すタイミングがどのような位置にいるのかを4分音符のショットでチェックできる機能です。【ジャスト(GOOD)〜走りぎみ・もたりぎみ】がそれぞれ3段階づつ示されます。
★QUIET COUNT
4小節サイクルでクリックの音量が、【通常→小さめ】と交互に変化します。クリックが聴こえなくてもタイムを見失わないようにするトレーニングが行えます。
★GRADUAL UP/DOWN
2拍ごとに1BPMづつテンポが速くなっていき、最大値になると今度は1BPMづつテンポが下がっていくトレーニングモードです。
★STEP UP/DOWN
4小節ごとに5BPMづつテンポが上がっていき、最大値になると5BPMづつテンポが下がっていくトレーニングモードです。 |
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これは使える |
■MIDI端子も装備 |
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外部MIDI機器(MIDI
OUT端子を持つ機器)と接続すれば、俗に言う“ウワモノ音源”との同期演奏が可能になります。DB-90は受信したMIDI情報に従って、スタート・ストップ・テンポ表示を行います。 |
まとめ |
■メトロノーム選びのポイント |
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プロミュージシャンがレコーディングなどでクリックを鳴らす際、大抵の場合はカウベルやアナログメトロノームのような音質のものが使用されます。正しいテンポの位置を正確に把握する為には、このようなハッキリしたシャープなサウンドの方が感じやすいからです。
そういう視点から見ると、現在市販されている電子メトロノームの場合は、DB-90のような多機能タイプのものでないとこのようなサウンドが内蔵されていないのが、残念なところです。
メトロノーム選びは、効果的なトレーニングの為にもサウンドへのこだわりはとても重要です。多機能かどうかが重要なわけでは決してありませんが、安ーく済ませたい人も、ぜひこだわってください!! |