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DW / DW9500 詳細データ

定価 \55,000
販売価格 \43,313
重量 5000g
レッグ形状 2脚/ダブル
可動式
全長 118.5cm
ロッド直径 7mm
上部パイプ直径 25.5mm
セッティング可能な高さ 925mm〜1082mm

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テスト評価コメント

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ALL ROCK POPS JAZZ

普通

オススメ

普通

いまいち


京都店店長
ムラータ

さすがはDWの最高峰!プロショップスタッフの私達が唸ってしまうような全く新しい画期的ともいうべき斬新なアクションを備えたニューモデルの登場です。当然とはいえ価格も最高峰なのでとりあえずは「ギョッ?!」と思わず腰が引けてしまいますが、しかし!!この価格を横目にして、たとえ恐る恐るであっても一旦このDW9500を試したが最後、ほとんどの人が「ゼッタイホシーイ!!」くなるはずです。ダブルエクセントリックカムの採用を始めとする斬新な機能と最高峰としてふさわしい製品としての完成度の高さは、とりあえず脱帽ものでしょう。ジャンルを問わずオールラウンドに使用可能なハイハットスタンドとして、フットペダルDW9000と合わせて是非お使い頂きたい商品です。





ロックナットには緩み防止のためのチューニングキーによるロック機能が採用されています。但し、正しく装着しないとねじ切れることがあるので注意が必要です。このクラッチは、DWの製品に全機種共通で採用されています。




スプリングアクションは他に類をみないほど非常に軽く、しかも滑らかで無理なくオープンクローズができます。スプリングをどんなテンションにしても非常にスムーズな動きが変わることがないのは本当に驚かされます。スプリングテンションを最も強くした場合にも滑らかなアクションが得られるため、従来のように単純にスプリングの強さを変えるという調整ではなく、戻りの速さやシンバルのウエイトの違いによる微調整という方法が可能になりしっかり機能してくれるのです。この逆のテンションを弱くしたい場合も同様です。調整後に固定する角頭ボルトの取り付け位置が斜めに変わり、これまでのモデルの収納時に折りたたんだフットボードとの接触で傷が付くという欠点が解消されています。



フェルトはクラッチ、ボトム用共に硬めのものを使用していますので、シャープな踏み心地と反応の良さが得られています。小さいながらサウンドに直接影響を与える重要なパーツだけに、DWの製品に対するこだわりが感じられます。





9000シリーズに採用されたアルミダイキャスト製のやや大きめのフットボードは、ボールベアリングヒンジとの組み合わせにより、スムーズな踏み心地と安定感のある動きが得られます。このシリーズのみ、取り外し可能なトゥーストッパーが採用されています。

ダブルエクセントリックカム
最も注目すべき部分がこの斬新アクションです。フットボードと連結した左右のチェーンが、テコ運動を応用した偏心カムを動かし、連結する中央のカムの回転によりロッドを動かすという複雑な機構を採用しています。フットペダルでおなじみの偏心カム(アクセラレーター:初動時のアクションが軽く少ない力で素早く反応する)をうまく組み合わせ、ギアの比率を変えることで踏み込みの軽さと戻りの良さを見事に実現しています。開発には相当のコストを費やしたことでしょう。

元々DWのスプロケット状カムは動きに遊びがありません。これが他のメーカーの類似モデルと比較した場合の利点として活かされています。ハイハットの閉じた瞬間がわかりにくいとか踏み始めの動きがよくわからないなどの、不自然なアクションにはならないのです。この点はやはりDWならではの流石というべき点でしょう。

アルミ製ボトムカップ
ボトムシンバルの角度を横から調整できる機能で、従来の下から調整する構造よりも緩んだりネジを紛失する事がなくなりました。ネジが2個あり固定もできます
ヒンジ
ボールベアリング内蔵の赤いヒンジを採用(デルタシリーズ共通)。フットプレートのブレがなくなり安定します。
収納方法
収納方法はシンプルで至って簡単です。チューニングキーを使ってフットボードが直角に折りため、しかもその状態で固定できます。このことにより運搬時にカム部分をしっかり保護します。さらに、収納時のことを考え、ボルトの位置を斜めに変更したり、ラバーを取り付けるといったこれまでの機種にはない、細やかな工夫がなされています。
二脚回転式レッグ
ツインペダルや複数のペダルを使用する場合に便利な二脚回転式レッグです。アンダープレートとの組み合わせにより安定感も充分あります。
2箇所のボルトによる固定方式なので微妙な調整が可能で、収納時にも脚ごと持ち上がるのでコンパクトに収納できます。



重量が重く音はやはりタイトな響きになります。また少ない力でかなり軽く踏み込めるのでクローズの音がつまり気味になる事があるのでご注意。

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