コダワリその1 |
■ダイレクトドライブ方式 |
■Lポジション
■Hポジション |
今回、このペダルの一番の注目と言っても過言ではないのが、PEARL初のダイレクトドライブ方式を採用したカムアクションです。
LUDWIGのSPEED KINGやAXISなどに代表されるダイレクトドライブ方式は、踏み込み・インパクトの瞬間から音が出るまでのタイムラグが非常に少ないのが特徴で、軽快なアクションの代名詞とも言えるシステムですが、欲張りなことにデーモンドライブはさらにこのストラップ部分のレディポジションの変更が可能という画期的な構造を持っています。
■Lポジション
より踏み込みの軽さが際立つドライブ感を追求したい場合
■Hポジション
軽さだけでなく踏み込みのパワーや感触のダイレクトさを追求したい場合 |
コダワリその2 |
■ビーターストロークアジャストメント |
■Aポジション
■Bポジション |
カム周りでもう一つ大きな特徴になっているのが、ビーターハブの固定位置を可変できるこの機能です。シャフトからの距離が変わることで、ストロークの感覚が大幅に変わります。
■Aポジション
カムアクションとの一体感が強まり、コンパクトなストロークで軽快なアクションが得やすいポジション。遠心力もそれなりにかかりやすいので、ビーターのアングルによってはパワーショットも軽やかに決まります。
■Bポジション
シャフトとの一体感が強まり、通常のペダルの構造にも近いポジション。Aポジションよりもショット毎のパワー感がダイレクトに伝わります。 |
コダワリその3 |
■DUOデック・フットボード |
■ショートタイプ
■ロングタイプ |
今度はヒール部分に目を向けると気になるのがこのシステムです。ヒールプレートをヒンジ部分と入れ替えて、フットボード自体の長さを変更できるという構造です。
■ショートタイプ
通常のペダルと同じく踏み込みのアクションに対して素直な反応を得やすい形状。
■ロングタイプ
高性能ベアリングとの連動で小さなアクションも逃さない反応の良さだけでなく、パワーも乗せやすい形状。 |
コダワリその4 |
■忍者??と特殊形状のベアリング |
ニンジャベアリング |
その名の通り、見えないところで大活躍(暗躍?)しているのが、このニンジャベアリングです。NINJAというスケートボードのベアリングを作っている会社と共同開発されたデーモン専用のベアリングなんだそうで、アクションの滑らかさは一級品!!“ニンジャベアリング専用”のオイルが付属しているところなんかも一味違うぞ!!という匂いがプンプンしますね。 |
変なベアリング |
そして、ダイレクトリンク先端の球面ベアリングも見逃せないポイントで、どの方向からの力も活かしきるかのような特殊な形状をしています。ここも驚きです。 |
コダワリその5 |
■UFO?? |
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このデーモンペダルの特殊さをさらに引き立てるかのような、新開発のコントロール・コア・ビーターもなんだかスゴイ構造です。
一見、オレンジラインの入った黒のフェルトビーターですが、実は内部に防振ゴムが仕込まれていて、打面をヒットする感触まで新開発しています!!
※標準装備はフェルトビーターですが、別売りでフェルトとはリバースカラーリングのウッドビーターが発売されています。もちろん構造は同じく防振ゴム入りです。 |
コダワリその6 |
■肉球?? |
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デーモンというわりには可愛らしい肉球のようなデザインのプレートは、アジャスタブル・トラクション・プレートという名前で、要するに肉球部分の向きを変えてフットボードのグリップ感を調整できるという機能です。PEARLの他のシリーズのペダルでもお馴染みですね。裸足や靴下プレーヤーにはこだわる方も多いかもしれません。
※肉球と言っても材質は金属ですので念のためご注意ください!! |
コダワリその7 |
■これは重宝します!! |
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他が目立ちすぎてインパクトには欠けますが、スプリングテンションのロック機能と、スプリングの固定方式も注目です。ロック機能はとてもシンプルな構造ですが、調節ダイヤルの溝にレバーがうまくはまって固定されるという仕組みです。スプリング下側の固定方式も新しく、カムやビーターの揺れを従来よりも活かしやすい構造です。 |
まとめ |
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ざっと見ただけでこれだけの新機能が満載されている事から考えても、PEARLのデーモンドライブに掛ける情熱は並大抵ではありません。ほとんどの部分が新開発されているので、発売前からの注目度の高さにも誰もが納得の逸品だと思います。
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