タムホルダーの扱いについて   VOL 374

 

タムタムの角度を固定するネジやメモリー等を一切緩めずに、力任せセッティングしているドラマーを目撃しました。

TAMA、LUDWIG、GRETSCH、最近のSONORのタムホルダーはLロッドの根元にプラスティックのボールがあり、それを押さえる事で固定ができます。この方式はかなりセッティングの自由度は高いのですが、無理な力を加えるとボール部分が不必要に消耗して、いずれは固定できなくなってしまいます。

そのドラマーは面倒なようで、ほんの少しの調整であればいつもこの方法でしているとの事でしたが、皆さんはいかがでしょうか?

Lロッド式のタムホルダーは手順を覚えてしまえば、簡単にセッティングができます。両手、または片手でタムを支え、好みの位置が決まったら片手で留めネジを締め完了です。
メモリーロックなどがあれば、こちらは上記の調整前に角頭ボルトを緩め、位置が決まったら再度ボルトを締めれば固定されます。

面倒でもちょっとした手間で調整ができて、パーツも長持ちしますので、ぜひ大事に使ってあげてください!!
 


 蔡