ドラムのセッティングマットというと厚さ3mm位のゴムシートが一般的ですが、これをカーペットにしてみたりゴムの厚みを替えてみたりする事で楽器の響き方が変化します。
床の状態にもよりますが、フローリング床の場合は下記のような変化があります。
・薄手のゴムシート・パンチカーペットの場合
音の跳ね返りがシャープで、タイコ同士の共鳴も多くなりサスティーンも活かしやすく音量感も一番出しやすいナチュラルなサウンド。
・厚手のゴムシートの場合
振動が吸収されるので、薄手のものと比べると落ち着いたサウンド。響きも抑えやすくなります。
・毛足の長いカーペット
低音が吸収され、タイトでデッドなサウンドになりシンバル類も落ち着いた響き。共鳴も少なくなり音量感も一番抑えられます。