今回のお付き合い方法はほんとに小さなパーツでの工夫です。
■バスドラ用ハンドルボルトを角頭ボルトに交換する
GRETSCHやLUDWIGの80年代後半ぐらいまでの純正ハンドルボルトは運搬中の衝撃等で曲がってしまっている状態をよく見かけます。このボルトはTAMA(MS6110SHP
2本\630)やYAMAHAなど日本のメーカー品でも流用可能ですので、こだわりが無ければ最近のチューニングキーで操作できる角頭ボルトに交換すると大変便利です。
純正仕様にこだわりがある場合は、打面側のペダルを噛ます所のボルト2本のみを交換するだけでもとても実用的で便利になりますよ。
■タムホルダーやFT脚にメモリーをする
ROGERSは早い時期からメモリ機能が装備されていましたが、80年代までのほとんどのメーカーでは現在のようなセッティングをメモリーするようなパーツが装備されておりませんでっした。そのため、毎回同じ位置にセットするのが不便な場合がございます。
簡単に対応が可能なパーツの例を挙げると、LUDWIGタムホルダーは径が254ミリなのでTAMA ML254T
\735が使用できます。(LUDWIG純正品P-1763 \2971もありますが、ちょっとお高いです!)
LUDWIGのFT脚やタムホルダーのLロッドにはPEARL/FT脚メモリのLG-40Sが対応します。
ブラケットにピッタリとはまる形状ではありませんが、高さをメモリしておけるだけでも便利です。FTの場合は、どこにどの脚を使うか番号などを記入したりして脚にメモリしておくとセッティングが楽になりますよ。お試し下さい。