コンガとジェンベはどちらも手のひらを使って叩くところがよく似ていますが、基本的な音の出し方に大きな違いがあるのをご存知でしょうか?
キューバ生まれのコンガは叩いた後、次の音を叩くまで手はエッジやヘッドの上に置いたままで、底から音が抜けるようなイメージです。一方、アフリカ生まれのジェンベは叩いた後、手はエッジやヘッドから離れ持ち上げます。ヘッドから上へ音が抜けるイメージです。
音の出し方が違うと当然サウンドも違ってきます。コンガ奏者がジェンベを叩くとコンガっぽい音になってしまいます。もちろん、その逆もあります。
その違いを逆手にとって意図的にサウンドバリエーションとして使い分けてみるのもおもしろいですよ!!