チューニングキーの使い分け  VOL 337


現在チューニングキーはたくさんの種類がありますが、みなさんはどのような基準で選んでますか?価格?デザイン?機能性?と選択する幅は広く、色々な商品が発売されています。

私の経験では好みもあると思いますが、シビアなチューニングにはDWの安いタイプやLUDWIGなどのできるだけシンプルな作りのものが適していて、ヘッド交換などスピードを必要とするときにEVANSのマグネット式やグリップがしっかりとした物が良さそうです。

なぜシンプルなものがチューニングに良いかと言うと、取手部がごつい作りのキーはボルトを回した感覚が手に伝わりにくく、予想とは違ったヘッドテンションになってしまう事があります。また、ボルトやラグのコンディションの確認もこのタイプが一番分かり易いですね。以前はノイズが出ないマグネット式のキーを使っていましたが、改めてシンプルなキーを使ったら、もう手放せなくなりました!

逆にシンプルで軽量なキーは急いでボルトを回すと角頭から外れて飛んでいってしまったりする事があるので、そんな場面ではマグネット式などを使用しています。

小さなパーツですが、ドラマーの必需品ですので、こだわってみてはどうでしょうか?


渋谷店店長 蔡