保管していたスネアを久しぶりに使おうと思い出してみると、いくつかのラグのビスを受ける部分が割れてしまい、交換しなければならない様なケースをしばしば目にします。
特に、セパレートタイプのスモールラグは、シェルとの接地面積を少なくすることでシェルの鳴りをよりオープンにするという利点がありますが、ひとつのラグを上下から引っ張るハイテンションラグやチューブラグなどに比べ、シェルやラグへの負担が大きくなります。
スモールラグのスネアを長期保管する際はヘッドテンションを下げて、スネアへの負担を緩和し、ヘッドを交換する際などにはラグビスと受ける部分もクリー二ング&グリスアップをして錆や金属疲労から守ってあげましょう。
久しぶりに出した時に「オーマイガッ!!!」ということがないよう十分注意して下さいね。
★楽器の保管の仕方に関しては下記をご参照下さい。
VOL183 楽器の保管
VOL123 楽器の結露(2)
VOL91 楽器の保管場所 その2
VOL90 楽器の保管場所 その1
VOL39 タイコ類の保管について