シングルヘッドを楽しもう!!  VOL 286


70年代以降のPOPSなどでお馴染みのシングルヘッドチューニングは、ガチガチにミュートをかけて、低音をタイトに響かせるのにうってつけの方法です。
しかし、注意しなければならないのが、剥き出しになってしまうシェルのエッジ部分の傷つきや、外した片面分の金具類の紛失・ベースドラムにタムをマウントしている場合にシェルへの負荷が片側のみに偏ってしまう事で起こるシェルの歪みです。

こういったトラブルを避けるために、ダブルヘッドの楽器をシングルヘッド仕様にする場合は、タムのボトム・ベースドラムのフロントに写真のような特大のホールを空けたヘッドを付けるのがオススメですよ。エッジの傷や金具の紛失・ラグナットのノイズもなくなって安心してシングルヘッドを楽しめます!!



※注意点
ホールカットは、エッジがぎりぎり隠れるぐらい大きくします。コレぐらいになっていれば、ほとんど響きに変化は出ないので、フープが歪まないように均等にテンションがかかっていればチューニングを気にする必要はありません!


渋谷店スタッフ とら