チューブラグの構造と修理方法について  VOL 280


オールド風のルックスで人気のチューブラグ。最近はほとんどのメーカーに採用されていますが、メーカーによってはその構造や修理でトラブルがあります。

チューブラグは真ん中の円柱部分と、それを支えてシェルと連結する2箇所の丸いパーツで構成されています。この丸いパーツは、「シェルとラグを固定する役目」と「ラグの円柱部分を固定する役目」を兼ねた2重構造になっています。

たまに起こるトラブルとして、円柱部分が空回りしてチューニングができない状態になる事があります。メーカーによっては、丸いパーツの中にホーローネジが仕込まれているものもありますので、一見見落としてしまいがちですが、このタイプのチューブラグの場合は、ラグビスを一旦抜いて、その穴の奥に収まっているホーローネジを六角レンチで締めるだけで簡単に直りますよ。

特にオープンリムショットを多用する場合は、たまにチェックしてあげてくださいね。


渋谷店店長 蔡