セットプレイのバランス
VOL 272


口径が大きくなるほど、タイコを鳴らす為のパワーも必要になってきます※。例えば、フルパワーのショットを10として、SD・TT・FTとタムを回していく時に、3→5→7とストロークの大きさを変えてみたり、シャープな振りを意識をするだけでも断然ダイナミクスが付けやすくなって迫力が出ます。小さな音で演奏する場合はストロークの大きさは変えなくても、シャープな振りを意識するだけでも違いますよ。

※口径が大きくなるほど低音が得やすくなる分、音の立ち上がりも鈍くなりやすいので、これらのシェルを鳴らしきるためには、しっかりと体重の乗ったシャープな振りが要求されます。パワーといっても力任せに叩くという意味ではありません。


渋谷店スタッフ とら