ドラムの場合、打面の中心を叩いた場合は、倍音が少なくまとまりの良い音色で存在感のあるサウンドが得やすくなり、エッジ付近を叩いた場合は、倍音が多く甲高いアタックとサスティーンが目立ってきます。
「打面の中心を叩く」ということは楽器やチューニングの問題以外で、ドラマーとして「良い音」を出す為の条件の一つですが、パーカッショニストが叩くコンガなどは叩き方やヒットポイントを変える事でオープン・スラップ・ベーストーンと、1つの楽器で最低3種類は音色を使い分けるのが普通です。
器材を増やして表現の幅を広げるというのも一つの手ですが、一つの楽器でも状況に応じていろいろなサウンドを使い分ける表現力も磨きたいものですね。。