録音時の一工夫  VOL 223


ハードディスクレコーディングなどが普及した事で、一昔よりも手軽にデモテープ等が作れるようになり、狭いスタジオ等で録音する機会が増えた事と思います。
広いスタジオなら迫力ある音が録音しやすいのですが、狭い場合はいろいろと工夫が必要になりますね。

そんな場合は、セットの向きを変える・セッティングの位置をずらす等をして、迫力のある良い音がする場所を探す事をおすすめいたします。
長方形のスタジオなら壁同士の距離がある面とない面を試すとか、角にセッティングする等色々試してみてくださいね。
(壁に対して平行にセットするよりも角にセッティングした方が低音が出る場合があります)

シンバルが響き過ぎる場合は、背中に厚手の毛布をマイクスタンドなどを利用してたらすとシンバルはもちろんセットも輪郭がはっきりとしてバランスの良い響きになりますよ。
特に天井が低いスタジオでは効果がありますのでお試しあれ。


by 渋谷店店長 蔡