ドラムセットのチューニング方法について多く質問をいただくのがフロアータムですね。残響の止め方や上下の張り具合等が不明な点が多いようです。
そこでぜひお試しいただきたいのがボトム側のヘッドを比較的タイトに張って調整する方法です。
みなさんはきっと低音を出したかったり、残響を止めるためにボトム側を緩く張っている事が多いと思いますが、これでは音量がなかったり、単品では低音が出ていても、音楽の中ではタムよりも埋もれた響きになりがちです。
ドラムは基本的にはヘッドのテンションをある程度かけた方が鳴りますので、特に14〜18インチと比較的口径の大きいサイズではボトム側を比較的張り気味にして残響を止め、音程や響きは打面側の張り具合で調整すると良いでしょう。
うまくまとめられない場合は打面側にムーンジェルミュートを1枚エッジ付近に貼って対応しましょう。お試し下さいませ。