レコーディングで、要求する音色によっては普段使用のスティックを変えてもらい音作りをする場合もあります。
例えば通常はハードなロック系の音が好みでグリップが15ミリから16ミリのモデルを使用しているが、曲調によってライドシンバルやスネアの細かい粒立ちを重視する場合はドラマーの奏法や叩き方のフィーリングは変えずにスティックだけを一回り細い14ミリほどのグリップにしたりチップを少し小さめのモデルに交換するだけで求めていた響きに近づく事があります。
また太めのスティックでパワフルに叩いた場合、生音は迫力があるのにマイクを通した音が詰まり気味になる事がありますが、これはヘッドに触れる時間や接地面積の影響もあり、同じく少し細めのモデルに変えただけで楽器の鳴りが引き出せる場合もございます。
それほどスティックの選択はドラムの音に影響するのです。ご参考までにぜひ当店のスティック特集をご覧下さい。
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