ビーターのヒットポイント VOL 168


自分のペダルをスタジオやライブハウスに持っていって“あれ?いつもと踏み心地が違う!踏み難い!”などと思ったことはありませんか?ヘッドテンションの違いによる踏み心地の変化もありますが、打面とビーターのヒットポイントの距離も関係しています。

まずひとつの原因は、スパー(BD脚)の長さです。長くすればその分フロント側が床から離れドラマー側に傾くのでヒットポイントが手前になります。短く殆ど離れないようにセッティングすると今度は逆に遠くなります。
もうひとつは、メーカーによってウッドフープの高さ(ペダルをクランプする部分の奥行き)が違うことです。長ければヒットポイントが遠くなりますし、短ければ近くなります。

いつもとヒットポイントが違うと思った場合は、まずはスパーの調整をしてみましょう。それでも近すぎると感じる場合は割り箸などの木片を挟んで距離を稼いでみましょう。

遠いと感じる場合はフープを削ると言う荒業がありますが、他人の物の場合はそうはいかないので我慢するしかありませんね。


by WEB制作担当 ゴン太