力んでもドラムは鳴らず?VOL 164


ドラムテックの現場では、ドラムのサウンドがギターやベースと混ざったときに丁度良くなるように、ドラムセットのみで聞いたときには“え!?”と思うぐらいサスティーンやスナッピーの残響を多少おおげさにチューニングをする事があります。

しかし。。。それでもドラマーの叩き具合によっては、なかなか思うようにはいかず更に裏技を出さなければならない場合もしばしは。。。
レコーディングという状況で緊張したドラマーが力んでしまい、スティックがヘッドに触れている時間が長くなり音が詰ってしまうようです。

こんな時はすこーしリラックスをして、6〜7割程度の力で叩くと楽器の鳴り方も素直になり、フルパワーで叩く時よりも良い音で録音されます。是非お試しあれ。。。 


by 渋谷店店長 蔡