ラグとシェルの間の板 VOL 163


最近の木胴シェルでラッカーフィニッシュタイプの太鼓には、ラグの跡がシェルに残らないように、ラグとシェルの間に板が挟まれています。厚めのゴム板もあれば薄めのプラスチック板など材質や形状はメーカーごとに異なります。

これらはシェルの傷みを防いでくれる反面、厚めの板が挟まれている場合は特にシェルの振動を妨げてしまう為、サウンドにも大きな影響を与えます。
このタイプで楽器の音抜けがイマイチと感じたら、一度この板を取り除いてみてください。驚くほど抜けの良いサウンドが得安くなるはずですよ!

尚、取り外した際にラグを固定するネジをきつく締めすぎると、シェルに傷が付きやすくなりますので注意してください。


by 渋谷店スタッフ とら