内臓ミュート
VOL 134


ミュートと言えばヘッドの上からするのが今や常識ですよね。ご存知の方も多いと思いますが、以前はスネアドラムやタムの胴の内部にミュートが内臓されていたんですよ。結構、重宝したもんです。しかし、自然な響きが求められるようになった結果、現在では採用されなくなってしまいました。

では、実際のところサウンドへの影響はどうなんでしょう?

内臓ミュート付の楽器をお持ちで、オールド風のサウンドを活かした響きを求める場合は、内臓ミュートを使用しなくとも外さない方が独特の複雑な響きとなり良いんですよ。
逆に抜けの良いストレートなサウンドを求める場合は、内臓ミュートは外してしまった方がすっきりとしたボリューム感のあるサウンドになります。

内臓ミュートを外した場合、穴はそのままにしないで埋めましょう。穴の処理は当店にて行っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

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by 京都店店長 ムラータ