店頭にてフットペダルをいろいろとお試し頂く際によく見受けるのですが、シャープな反応とパワーを両立させるためにはスプリングテンションをできるだけ強くしないといけないように思い込んでいる人が多いようです。
そのせいで、足首を硬くして力任せに踏み込むタイプの悪癖を身に付けてしまっている人が目立ちます。
このタイプの悪癖の持ち主は、残念ながら何をどう買い換えても意味をなしません。多機能モデルを奮発して、いくらあれこれいじってもなかなか気に入らず、際限なくペダル遍歴を繰り返すことになるだけです。
実際には、どのタイプのペダルでもそのモデルの持つ最上の機能を引き出すには、スプリングテンションは緩めの設定が必要です。目安としては、フットボードを指で軽く押してビーターの最大振り幅まで楽に動作させられる程度のテンションが理想的です。
ちなみに、テンションを緩めることで反応がどんどん悪くなるように感じられる場合は、上記の足首を硬直させる悪癖が原因か、または使用しているスプリングに問題があるかのどちらかなので、正しいフットコントロールを身に付けるために一生懸命練習するか、GATEWAYお奨めのちゃんとしたスプリングに交換するか、または、というか本当はその両方が必要です。
バスドラムを理想的なサウンドで鳴らすには、フットペダルに乗せた脚全体がリラックスしていなければなりません。
ドラムテックサービスのフットペダルメンテナンスでGATEWAYオリジナルスプリングを紹介しています。
