スナッピーを必要以上に張った状態で使用しているとスネアサイドを傷つけたり、本来のスネアの鳴りをミュートして殺してしまうことになります。(特に内面当りタイプ)
スナッピーを少し張り気味にすることでアタック感を出すチューニング方法もありますが、この場合もあまり張りすぎると音が止まり反応も鈍くなってしまいます。
張り具合としては、スナッピーをOFFにした状態のサウンドとONにしたときのサウンドがあまり変わらない程度の張り具合がベストです。この状態でスナッピーの残響が長く感じたとしても一度この状態で使用し、出来れば録音してみてください。
(自分の気持ちいい残響の長さより少し長いぐらいが丁度良いケースが多くあります。)それでも長く感じる場合は、スネアサイドのスナッピーに近い4つのボルトを8分の1回転緩めてみてください。スナッピーとスネアサイドの密着が高まり残響を止めることができます。
(もしこの状態で音に締まりが無くなったと感じた場合は、残りのボルトを8分の1回転ほど締めてバランスを整えてください。)
よりふくよかで音量感のあるスネアサウンドになります。