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YAMAHA / HS1100 詳細データ

定価 \23,000
販売価格 \18,400
重量 約 5000g
レッグ形状 2脚/ダブル
可動式
全長 1025mm
ロッド直径 6mm
上部パイプ直径 22.5mm
セッティング可能な高さ 770〜930mm

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 テスト評価コメント

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 サウンド

ALL ROCK POPS JAZZ

普通

オススメ

普通

いまいち


京都店店長
ムラータ

軽いアクションを追求した結果、各社様々な機構を使った製品を発表していますが、トグルリンク機構を採用したヤマハの最上級機種がこのハイハットスタンドです。その多くはアクションは軽いが動きが不自然という商品ですが、トグルリンク機構は従来のダイレクトリンクを補うかたちで開発されているので違和感のないアクションが得られています。また、本体自体には安定感もあるので、かなり幅広い音楽スタイルに使用可能です。さらに、ロッドは短いものを使っているので低いセッティングでも邪魔になりません。逆に高いセッティングの方には、別売のエクステンションロッドEX910\700でさらに10cmほど高くセッティングが可能です。




ロッドへの固定は楕円に成型されたホールにより、固定力が向上しています。ロックナットには緩み防止の、チューニングキーによるロック機能が上下2ヶ所に付いているので、演奏中のトラブルの心配がありません。但し、固定を忘れると演奏中にボルトが抜け落ちるので注意が必要です。




スプリングの強さは調整ダイヤルによる無段階の調整が出来るので、踏みながらの微調整が可能です。スプリングは国内の他社と比較しても軽いものを使用しているので、最も強くした状態でも使用可能な強さが得られます。このことにより調整幅も広く取ることができます。



ボトム用にはシンバルのカップの形状に成型された硬質ラバーを採用。このことによりシンバルの鳴りが抑えられ、締りのあるサウンドになりますが、自然な鳴りは失われ音量が落ちてしまいます。自然な鳴りを求めるならフェルトへの交換をおすすめします。クラッチには比較的柔らかなフェルトが使用されています。
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軽量化のためかアンダープレートではなく、連結棒を採用しています。Tレッグということもあり、フットボードの安定感はアンダープレート付きの他社に劣ります。ヒール部はラバーとカーペット用のマジックテープに切り替えられますが、ラバーで充分に対応出来るのでマジックテープはほとんど意味がないです。

Tレッグ
今までにない斬新で安定感がありそうな脚ですが、期待したほどの安定感は得られません。前へ動く心配はありませんが、前後の揺れが気になります。収納については手をはさみそうで、取り扱いに注意が必要です。なぜ、このTレッグが必要なのか疑問です。
トグルリンク機構
他社からも似た機構が発売されていますが、他社のような極端な変化ではなく比較的スムーズなアクションが得られます。耐久性についても問題ありません。
スパイク
スパイクはスプリングで押し出される機構になっているので収納時は、中へ押し入れて固定しなくてはなりません。手で収納するには痛く、危険なので注意が必要です。
フットボードアングル調整
スプリングとプレートが独立していないので、プレートを低くセッティングするとスプリングも強くなってしまいます。また、アクションにも若干の違いがでますので、プレートのセッティングを最初に決めてからスプリングの調整をするのが良いでしょう。



上級機種ながらパイプ径は太すぎない22mmの標準的な太さに設定されているので、音量が極端に落ちることはありませんが、ボトムに採用されているラバーの影響もあり高音が抑えられたサウンドとなります。また、ラバーがシンバルに密着するため不自然な揺れとなり、ジャズ等で要求される繊細なコントロールには向いていません。ジャズ等への対応には、フェルトへの交換をおすすめします。
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 サウンド

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