■ エコロジー
セイビアン社はエコロジーについて配慮していることを強くアピールしていました。

1.割れシンバルの再利用

SABIAN社には年間約1000枚のシンバルが割れた状態で回収されています。そのシンバルは材質ごとに区分けされて、ブラス以外の材は溶鉱炉で溶かし再利用しています。ブラスは仕入先が回収して再利用しているそうです。

金属は高熱で溶かすと元の状態となり、水と同じで氷にして溶かしてまた氷にする要領で簡単に再利用が出来るそうです。
日本の輸入元は現在のところ各社とも回収はしていないが、今後SABIANは課題として検討するそうです。

アメリカでは今、泥棒が銅パイプを持ち帰るほど銅やブロンズは貴重だそうです。188%も相場が上がっているそうです。
また、アメリカではシンバルのような合金はジャンクマンという廃品業者が配線などに再利用していますが、日本では素材が明確でないため再利用はされていません。