VIC-FIRTH/STEVE GADD SIGNATURE STICK

NO.63 巨匠の道具!!

 

あらゆるジャンルを網羅するトップクラスのドラマーの一人、スティーヴ・ガッド。彼が長年愛用しているあの黒いスティックは、ドラマーならぜひチェックしておきたいモデルです。

様々なスタイルで要求される様々な要素を凝縮し、あらゆる場面に対応できるように工夫された逸品です!!

身近であるがゆえに軽視してしまいがちですが、たかがスティックと言えど意外と灯台下暗しです。

長さや重さ、形状が少し異なるだけでもまるでフィーリングが変わる奥深さを持ったスティックの世界。ドラマーならぜひ味方につけたいものですね。

 



計算の上?!

■ 絶妙のバランス!!

★材質/ヒッコリー
(ブラック塗装)
★太さ/14mm 長さ/402mm ネック/7mm
★重さ/平均48g 
★チップ形状/スクエア 中

このスティックの特性として挙がるのが、そのバランスの良さ です。他のスティックと比べても圧倒的にヘッドスピード(チップが落下する速度)のシャープさが際立ち、ひとたび打面をヒットすると、今度はその音色の安定感・コントロール性の高さに驚かされ ます。
ダイナミクスレンジや表現力 も幅広く、あらゆるスタイル・テクニックに精通しているスティーヴ・ガッドのアイディアがしっかりと注がれているだろうと思わせる抜け目なしの万能型です。さすがとしか言いようがありません。

ただし、逆さにもって叩くとスティックのブラック塗装がヘッドに移ります。新品のコーテッドヘッドなんかでこれをやると、ちょっと落ち込むかも・・・。

スティックの個性

■ ドラマーとの相性

 

どんなにすばらしいと評判のスティックでも、もちろん使うスタイルやドラマー自身との相性は考慮しなければならないものです。例えば、“細くて短いからコントロールしやすい”と思えるモデルでも、音量やパワーが重視されるスタイルの場合は、それを得るために不必要な力みや必要以上に大きなモーションを取らざるを得ないような状態になり、本来活かしたかったはずのコントロール性は十分に発揮されません。
しかし、使うスティックの個性を明確にさえしておけば、様々な状況を改善するための大きなキッカケになるものです。
ドラマーにとって一番身近なアイテムの一つであるスティックには、こだわる価値とその見返りが確実にありますよ。

奥深〜い

■ スティックの世界

 

スティック一つでそれほど変わるとなると、楽器屋さんに行ってダァーっと端から端まで試してみたくなります。
しかし、まさかスティックを試して買えるお店なんてありません。
そこで、自分に合ったスティックを探すのにもうってつけなのが、こちら↓

GATEWAY渾身の徹底特集
 『スティック編』

たかがスティックされどスティックあなどるなかれ!!です。