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サウンド |
■ これといって個性はありませんが・・・・ |
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スナッピーに求められるものと言えばまず反応の良し悪しが挙がりますが、それ以外にも、音量・音色・音質・音のまとまりなどの面にも大きな影響があります。
L-1930は、これといった個性はないものの、これら全ての面のバランスが非常に優れている上に、スネア自体の特徴を尊重したサウンドを得ることができることから、スナッピーの基準として考えるのに最適なモデルです。
このL-1930を中心として代表的なモデルをいくつか聴き比べてみると、スナッピーひとつで同じスネアでも全く異なる響きになるという事の確認ができると思います。 |
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★LUDWIG/L-1930
明るくライトで適度にまとまりがありスネアの鳴りを活かす響きが特徴です。数あるスナッピーの中でも反応や音量もドラマーのタッチに忠実で、どのダイナミクスレンジでも安定したサウンドを得られる、定番として申し分ないオールラウンドなスナッピーです。
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★PEARL/N-022NU
いわゆるノンコートタイプと呼ばれるメッキ塗装をしていないモデルで、倍音の少ないドライな鳴りが特徴です。オールド系のサウンドを好むドラマーに人気がありますが、ハードヒットになるとややスナッピーの反応が遅れてくる傾向もあります。
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★PURESOUND/P-1420
さすがはスナッピー専門メーカーとしか言いようのない別格の音色が特徴で、どのスネアにつけてもガラッと印象を変えることのできる圧倒的な逸品です。
普通のものの3倍近い値段も強烈なインパクトですが、主従関係が逆転してスネアの方が負けてしまうこともあるほどの存在感は一度使えば納得せざるを得ないでしょう。
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★TAMA/MS42R14S
ハードヒットでもスナッピーの音が潰れにくいのでロック系のドラマーに好まれる事の多いワイドスナッピータイプの代表格。LUDWIG/L-1930のワイヤーを増やしたような明るくライトな響きが特徴です。ワイヤーが多いので音量面では申し分ありませんが、ピアニシモなど繊細なタッチの場合にバラつきが出たり、抑えにくかったりといった大味な個性もあります。
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気になる |
■ スナッピーの寿命とは(?_?) |
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もちろんワイヤーが切れてしまったり、スナッピーが歪んできてしまうと消耗の目安にもなります。こういった状態で使い続けると、スネアサイドを傷つけたり破ってしまったりといったトラブルも起こりやすくなりますが、そういった物理的な部分以外では音で見分けるという方法もあります。
スナッピーを手で持ち軽く振ってみて“キラキラキラ”という倍音の目立った響きになるものは、状態としてはまだ消耗しきってはいません。
反対に“ザワザワ”とか“ガシャガシャ”と、倍音があまりない枯れた響きになる場合は、反応・音量面でピークを超えた寿命と判断できるものと考えられます。
しかし、一口に寿命と言っても、消耗の度合いのどの時点を交換時期と判断するかは、ドラマーの感覚に完全に委ねられるものです。要はサウンドが気に入らなくなった時が交換の目安であり、それまでは楽器と同じようにサウンドが徐々に変化していくのを楽しめるのがスナッピーというパーツの魅力でもあるんです。 |
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奥深い |
■ スナッピーの世界!! |
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こだわっていくと実に奥深いスナッピーの世界ですが、愛好家の中にはあえて30〜40年前のヴィンテージスナッピーを愛用しているというドラマーも少なくありません。
どんな響きが好みかは人それぞれ違うものですが、自分の好みをハッキリさせる為にもモデルごとの特性を把握するためにもやはり基準となるサウンドがあったほうが便利です。
こんな楽しいパーツの魅力を考慮しないなんてすごくもったいないと思いませんか??
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