THE KICKPORT



ベースドラムのフロントヘッドに取り付けるだけで、低音が増強され、よりパワフルなサウンドが得られるという夢のようなアイテム、

その名もTHE KICKPORT。

なんでも、これを取り付けるとベースドラムがスピーカーと同じような原理になるんだそうですが、2009年SUMMER NAMM(アメリカの楽器ショー)での登場以来、コイツは凄い!!という事で、大きな反響を呼んでいる商品なんです。

早速、当店でも実験してみましたので、その実力をご試聴下さい!!!
 

商品詳細

・ホールカットリング付属
・対応ホールサイズ:5〜5.5"
・対応ベースドラムサイズ:16〜28"

 


 サウンド

一目瞭然!!!の違い
※サウンドファイルご試聴の際は、ヘッドフォンなどでお聴きいただくことをお奨めいたします。
装着前

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サウンドファイル
※単体

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サウンドファイル
※パターン

 

装着後

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サウンドファイル
※単体

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サウンドファイル
※パターン

サウンドの違いは一目瞭然!!装着後は明らかに低音の膨らみが増したパワフルなベースドラムサウンドに変化しています。

これを装着するだけで、聴き取りにくい帯域で鳴っていたサウンドまで、しっかりフォーカスして聴こえるようになるわけです。
これを取り付けただけでここまで違いが出るというのは、とても驚きですね。ドラムサウンドの不思議に改めて気づかされます。

また、サウンドだけでなく、KICKPORTを取り付けると、不思議なことにシェルが急に深くなったようなタッチの変化も楽しめますよ。
 

録音環境

・使用BD:22X14 60's LUDWIG
・使用ヘッド:打面-LUDWIG/LW4222V  フロント-REMO/122B
・マイク位置:ドラマーの耳の位置に2本 SHURE/SM57
・ミュートの量:中〜やや多め(バスマット+毛布)
※メーカー推奨のミュート量は、少なめ〜打面側のみのミュートですが、今回は録音環境の都合上ミュート量を増やしています。

取り付け方

慣れれば楽ちん?


 

KICKPORTは、5"又は、5.5"のホール用の商品で、16〜28"までのベースドラムに対応します。

取り付け
1:まずは、付属のホールカットリングを使ってホールカットをします。

2:本体のラバー部分を反り返し、角度をつけながらヘッドを破かないように注意してラバーと筒の部分をホールに入れていきます。

3:ラバー部分までホール内に収まったら、今度は外側から手を入れて、反り返したラバーを元に戻していきます。実際はベースドラムにヘッドを張った状態で着脱するので、ドライバーの柄の部分などを使うと便利です。

4:反り返ったラバーが全て元に戻り、バチンッと鳴ると取り付け完了です。

取り外し
1:外す時は、フロント側からフチの部分を少しずつ引っ張り、内部のラバーを反り返らせていきます。

2:ラバーが全て反り返ったら、角度をつけながらヘッドを破かないように注意してゆっくり引き抜いていきます。
 

おまけ

言い訳・・・・(汗)


 

残念ながら、当店では周波数の特性やスピーカーの構造など音響機器の専門知識を持っておりませんので、KICKPORTがどうしてこのような効果を生み出せるのかについては、ハッキリ言ってわかりませーーん!!!

なので、専門的な見地からのメカニズムにご興味をお持ちの場合は、こちらのメーカーサイトをご参照ください。

でも、KICKPORTの素晴らしいところは、結果がとても明快な事や、簡単に付け外しが出来て、使用する場面を選べる事など、とてもドラマーの感覚が考慮されている事だと思います。
聴き慣れたドラムサウンドに、新たなスパイスを加えてくれること間違いなしの逸品です。