ご使用の前に!! |
▼使用方法と注意点 |

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使用方法は、とても簡単です。まず、ボルトをフープに通した状態で、先端にこのボルトロックを取り付けます。この状態で、あとは通常通りラグにボルトを通しチューニングしてください。
チューニングが完了したら、スパナを使ってボルトロックをラグナット(ボルトを受けるパーツ)に固定します。
注意点は、固定の際に強くロックしすぎない事です。ラグナットはそれほど強度があるパーツではないため、強く締めすぎると破損してしまう事があります。ご注意下さい。
※SONORの上位機種やDWのTRUE-PITCH仕様など、特殊なボルトにはご使用になれません
。
※テンションボルトのネジ山の長さによってはハイピッチチューニングに対応できなくなる事がありますのでご注意ください。 |
強力だけど・・・ |
▼メリットとデメリット |
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DDEQ/HBL-5HEXは、緩み止めパーツの中では最も強力なタイプです。このパーツを取り付けるだけで、ボルトの緩みに関してはどんなタイプのドラマーもほぼ解決できると思います。その最大のメリットに加え、パーツ自体の耐久性も充分なので、一度使い始めればもうこの問題に悩まされることもないでしょう。
反対に、このタイプのテンションロックのデメリットと言えるのが、取り付ける個数が増えるほどサウンドに大きく影響を及ぼすという点です。取り付けない場合と比べるとずいぶんタイトなサウンドに変化します。
ご使用の際は、取り付け後のサウンドの変化を見極めながら個数を調整していくのが無難です。 |
他にもあるよ! |
▼チューニングロックいろいろ |

■PEARL/TNK-10N

■TIGHTSCREW
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DDEQ/HBL-5HEX以外にも、チューニングロックにはいくつか種類があります。DDEQはサウンドの変化が大きい代わりに強力なロック性能を持っていますが、例えば耐久性がそれほど高くないものの、サウンドの変化がほとんどないものなどもあります。
色々と組み合わせてみるのもアリかもしれませんね。
★PEARL/TNK-10N
とにかく付け外しが簡単で、あらゆる場面で使い勝手の良い定番のチューニングロックです。サウンドへの影響もなく安心して使えますが、プラスティック製のため、付け外しを繰り返すと割れてしまったり穴が広がってしまいやすいという面もあります。
★TIGHTSCREW
ボルトの先端に緩み止めが付いたタイプ。耐久性があり、紛失する心配もあまり無いため非常に実用的です。サウンドへの影響もほとんどありませんが、普通のボルトとこのボルトでは、チューニングキーで回した時の感触が異なるため、併用する場合は好みが分かれます。 |
おまけ |
▼その他、緩みの原因と考えられる状況 |
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緩み具合の大小は人それぞれですが、意外な部分が緩みの原因になっている事もあります。あなたの楽器は大丈夫?_?
・グリスの塗りすぎ
良かれと思ってボルトにたっぷりグリスを塗っていると、逆に潤滑が良くなりすぎて緩みやすくなってしまう事もあります。また、グリスの量が多すぎるとゴミやホコリをネジ溝に巻き込みやすくなってしまいます。面倒でもこまめにチェックして適量を塗ってあげましょう。
・ラグナット(ボルトを受けるパーツのネジ溝の消耗、又はボルト側の溝の消耗)
錆付いて回しにくいボルトを無理やり回していると、ネジ溝の消耗が起こりやすくなります。また、錆は無くてもネジ溝に詰まった鉄粉などが原因になる場合もあります。こまめにチェックして取り除いてあげましょう。ボルトが“ギチギチ”と音を立てるようなら要注意です!! |