★付録DVD付き
・シェケレ用のひょうたん探しでも訪れた西アフリカはブルキナ・ファソのとある村を訪ねて
・アフリカンパーカッションアンサンブルグループ“バナキン”の日本公演の様子
・SAPEをキメたアフロパリジャンと、パリでのライブの様子
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当店でもラテンパーカッションクラスを開講している女性パーカッショニスト、奥村恵子さんは、生粋の日本人でありながら、つい数年前まで日本よりも海外を拠点に音楽活動をされていた方です。
奥村さんが海外に飛び出した理由は、音楽的な英才教育を受けながら育ったからというわけでもなく、パーカッショニストとして更なる向上のためにというわけでもなく、ただ幼い頃から大好きだったという“太鼓と踊り”に共鳴した事から始まったようです。
表紙のイラストを始め、本の中でもたくさん登場する様々なクレヨン画イラストも、奥村さん自身が旅先で描いた非常に独特の魅力あるものばかりです。
もしも、この本に描かれている奥村さんのような旅をしようと思ったら、恐らく大半の人が身の危険を感じて旅を断念せざるを得ない状況に陥るのではないかと思いますが、本当に心配になるぐらい行き当たりばったりで、どの国に行っても完全に現地の住民と化すスタイルの奥村さん独特の旅の仕方には、実はある一定の法則があります。
それは、“頭ではなく心で考えてその直感に素直に行動する事”
本書は、きっとあなたを初めてドラムを叩いた時のような感覚、あの体の奥まで深く響き渡るワクワクするような感覚を思い起こさせてくれること間違いなしのとっても愉快な一冊です。
特に私達ドラマー(パーカッショニスト)には共感できる部分も多いと思います。
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