BOOK / STICK CONTROL

洋書の教本といえば、細かな説明もなくルディメンツの組合せが延々と並べられているものがほとんどです。また、マーチングにおけるスティッキングを主としたものがほとんどであるため、せっかく教本で練習した事がそのままポピュラー音楽でのドラミングに応用出来るかというと、その点もまたドラマーのセンスに委ねられます。
中には見ているだけで頭痛がしてくるような難解なパターンばかり・・と、1冊をまるまるマスターするまでには技術だけでなく相当な根気も要求されるものも多く存在します。そういった点も踏まえて、初心者からでも確実に楽しめるのがこのSTICK CONTROLです。

STICK CONTROLがルディメンツの入門書としても薦められる点
STICK CONTROLがルディメンツの入門書としても薦められる点は、そのほとんどのパターンが2小節単位で掲載されている事です。一見とてもシンプルな様ですが、この利点としては、
・左右の手がバランスよくトレーニングできる。
・たった2小節なので、パターンに飽きる前にほとんど出来てしまう。
・左右をバラして、例えば右手はシンバル・左手はスネアというような実際のドラミングに近い状態でルーディメンツが楽しめる。
・2小節パターンを繰り返すことで、スティッキングに集中しすぎてしまう事もないので、同時に様々な足のパターンも取り入れやすく、例えば4分で踏む事以外にも、サンバやソンゴのキックパターンなどを入れてフットコントロールを絡めた4WAYのトレーニングにも使える。
・CD等の音源とも一緒に練習しやすいので、より実践的で音楽的なトレーニングになる。・短いパターンがほとんどなので、練習の区切りを付けやすい。
本当に初心者でも楽しく練習できるか?
初心者〜といっても、具体的には一体どのぐらいのレベルから楽しめるのか?という境界線については注意が必要です。この教則本を楽しむためにはまず、アクセントストローク(ダウンストローク)・タップストローク・アップストロークと言った3種類の基本的なストロークが理解、又は使い分けられているかどうかが境界線です。この部分さえクリアできていれば、間違いなく上達の糧になりますよ。
※もちろん、より使いこなす為には、ダブルストローク・フラム・パラディドルテクニックへの理解を深める事も必要です。