GRETSCH / NEW CLASSIC SERIES

ドラムセットに限った事ではありませんが、楽器の購入を検討する場合に、最もこだわりたい部分と言えばサウンドのクオリティであると思います。楽器のサウンドの良し悪しは、実際には値段と必ずしも比例するわけではありませんが、高い楽器の方がそれなりにいい音がするというのもまた事実です。
サウンドへのこだわりを詰めていけばいくほど、購入に掛かる費用もそれなりに大きくなってしまうのが実状ではないでしょうか?

今回ご紹介するGRETSCH / NEW CLASSIC SERIESは、老舗ブランドとしての説得力と、様々なスタイルで求められるサウンドを兼ね備えた、高級品に勝るとも劣らない逸品のミドルクラスです。

ドラムセットのような大物器材こそ“とりあえず・・・これかな・・。”という妥協は避けたいものです。

 


こだわり

■ さすがはGRETSCHなサウンド!!!

※サンプルプレイ/JAZZ編
BE-BOP KIT
18X14BD.12X8TT.14X14FT

>>

サウンドファイル 1


>>

サウンドファイル 2

GRETSCHをはじめ、多くのOLD系ドラムに使われているポプラをブレンドした新たなシェルの響きは、このシリーズに冠されている“NEW CLASSIC”という名前の通り、その見た目や機能的な部分の新しさとは裏腹に、丸くてふくよかな鳴りを基本とした“甘い”クラシックなサウンドを持っているのが大きな特徴で、音色の深みやシェルの鳴らしやすさにも驚かされます。

現代風にリメイクされた伝統的なGRETSCHサウンドは、JAZZにもROCKにもラテン系にもメタル系にもハマるオールラウンダーなんです。

詳細情報

■NEWな魅力とCLASSICな魅力

 

NEW CLASSICは、GRETSCHのミドルクラスという位置づけの機種でありながら、伝統をしっかり受け継いだ正統派サウンドを持つのが大きな魅力ですが、名前の通り“NEW”な工夫が施されている部分が見られるのもまた大きな特徴です。
せっかくなので、NEWな部分とCLASSICな部分を分けて検証してみたいと思います。

  NEWな部分

シェルプライ/BD8ply 9.1mm、FT&TT 6ply 6.6〜5.7mm
どのサイズでもGRETSCHらしい芯の太さとパワフルさが活きるように、ドラムの口径が大きくなるほどシェルの厚みも増していきます。小口径ならより鳴らしやすく、大口径ならよりまとめやすいサウンドを得やすくする工夫です。写真は左が14FTで6PLYの6.6mm、右が12TTで同じく6PLYの5.7mmです。

サスペンションシステム
NEW CLASSICには、他のシリーズに標準装備されるGTSサスペンションではなく、ITSサスペンションという新たにデザインされたタムマウント方式が採用されています。上下のラグに取り付けているので、GTSのようにチューニングボルトに負荷がかからずにマウントできて、チューニング時のストレスもありません。

 

★  CLASSICな部分

ベアリングエッジ
現代のドラムはGRETSCHを含めて45°のエッジ角が一般的で、シャープな音色を得やすいのが特徴ですが、NEW CLASSICではOLDテイストで味のあるサウンドの秘密とも言える30°のエッジ角が採用されています。

ヴィンテージスタイルチューブラグ
1930年代に、Billy Gladstoneという人が考案したラグの形状をベースにデザインされたチューブラグが採用されています。ドラマーとして楽器の発明家として、その後のGRETSCHドラムの開発にも大きな関わりを持つ人物です。

宣伝!!!

■ NEW CLASSICを思う存分試したい!!!

 

とても魅力的なNEW CLASSICですが、やはり購入を検討するならじっくり試してから・・・・。と考える皆様に宣伝です。
当店のリハーサルスタジオにも、このNEW CLASSICのセットが導入されています。個人練習でもバンド練習でもじーーっくり堪能できますのでぜひご利用下さい!!
チューニングもバッチリの状態でお待ちいたしております!!!