一般に日本人は「リズムがよくない」といわれますが、このことのもっとも明確な根拠として、日本人の持つ自然なオンビートの感覚のままで、根本的に異なるリズムフィーリングのアフタービートの音楽を演奏することの「不自然さ」を指摘することが可能です。
これは取り立てて目新しい指摘ではありませんが、私達ミュージシャンにとっては非常に重要な要素としての認識を、決しておろそかにすることはできません。
さほど黒人音楽への親しみがない人やほとんど興味がない人でも「アフタービートミュージック」(シンプルなロックンロールからかなり高度なジャズまで通常のドラムセットを用いて演奏されるほとんど全ての音楽)を演奏する限り、その基礎または最大の「目標」として「黒人音楽のリズムフィーリング」の学習を欠かすことはできないものと考えなければなりません。
なぜなら全てのアフタービートミュージックは、アフリカ人を祖先に持つ黒人独特のリズムフィーリングを本質的な基礎として発達したものだからです。
1950年頃から黒人以外のミュージシャン達によって頻繁にこのリズムスタイルが取り入れられて以降、その後の音楽産業の発達によって猛烈な速度で人種や民族を超えて世界中に浸透し、今や「アフタービートミュージック=黒人音楽」という図式は完全に成り立たなくなっていますが、アフタービートとして演奏されるリズムスタイルは、その全ての原型がアフリカにあります。
GROOVE
WORKSHOPは、「良いリズム」を一般論として「黒人音楽」またはさらに厳密には「アフリカをルーツとするリズムフィーリングに基づいた音楽」の要素としての「思わず踊りだしたくなるような気持ちの良いリズム」として定義し
、彼らの『GROOVE』を理論的・実践的に学習できる機関です。
プロ・アマチュアを問わず、ヴォーカリストも含めた全てのミュージシャンを対象として開講しています。