P-101P

メーカー・・・・PEARL
商品名・・・・POWER SHIFTER P-101P
定価・・・・¥15000
販売価格・・・・販売完了
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PEARLオリジナルの真円カムを継承したモデル。Eliminatorと比較するとシンプルな機能ですが、アクションは軽くて癖が無く、オールラウンドに大変適しているモデルです。PowerShifter と呼ばれるフットボードの移動でアクションを簡単に調整する機能が特徴。低予算で安定感のあるチェーンペダルが希望であれば、絶対候補の1台。初心者にも大変扱い易いモデルとしてお奨めです。

P-101P

テスト平均値

踏み心地 5.3
★★★★★
反応 5.6
★★★★★
安定感 7.3
★★★★★★★
スプリング 4.6
★★★★
サウンド 6.1
★★★★★★
機能性 7.5
★★★★★★★




P-101P

真円カム&シングルチェーン・・・
現在の国産の中では、昔ながらのシンプルな機能。しかし他社の同タイプと比較してもアクションは軽やかで安定した動きの為、非常に扱い易いです。
スプリング・・・
Eliminatorとは違い通常の形状が付属。やや腰の無い張力の為、緩めのテンションではまあまあ良くても、張った状態ではその効果は上がらず反応の点でやや不満が残ります。ペダル自体は非常に良いので交換がおすすめ。DWまたは当店オリジナルスプリングなどが候補。軽い素直なアクションが活かされ反応も抜群に良くなるでしょう。お試しください!

P-101P

フットボード・・・
最近のペダルではやや小さめのサイズです。これも同社の特徴を継承。小振りながらシャープで安定感のある動きで機能的には充分と言えます。
ユニロック・ビーターアングル・・・
ビーターアングルが無段階で調整可能なシステム。スプリングを引っ掛ける部分はベアリングを採用して、安定した素早い動きを狙っていますが、スプリングの微妙なテンションはやや伝わりにくい印象があります。また、この形状ではスプリングの交換はかなり大変な作業となります。国産では固定用の角頭ボルトがドラマー側に向いているのはPEARLだけで、バスドラムに固定した状態の作業では大変便利です。

P-101P

フープクランプ・・・
本体の右側から締め付けが可能なシステム。フープの幅に対しての可変はできない仕様です。
クォードビーター・・・
フェルトとプラスティックが形状の違う2パターンずつの計4種類が使用できます。DWも似たような仕様ですが、シャフトの位置の影響からバランスが悪いのが難点。このビーターはシャフトがヘッド部の中心にある為、バランスは断然良く、特にプラスティック系の音色がお好みの方はビーターのみでも是非お試し下さい。またメモリー機能の金属パーツが付属ですが、出来るだけ軽い踏み心地が好みであれば外しての使用がお勧めです。

P-101P

パワーシフター・・・
 
このペダルの最大の特徴と言える機能。ヒール部分の角頭ボルトを緩める事でフットボードが移動できるPEARL独自のアイディア。カムからフットボードまでの力加減の変化によって踏み込みの軽さが変えられます。
効果としてはヘッド側が一番軽くなり、真ん中がPEARL本来のポジション。一番手前ではやや重くなり、ビーターの遠心力が感じやすくなります。
例えば、気に入ったビーターアングルでもう少し軽い動きにしたければヘッド側にするだけで変わります。かなりの効果があるので是非お試しあれ。
(同社Eliminator、P-201P、プレミアEDP400も同じシステムがあり。)

P-101P

 踏み心地(重 1⇔10 軽) 平均5.3

ゴン太 7 厚ぼったい感じがあるがそんなには気にならない。プレートの位置を変えるだけでかなり踏み心地が変わるので、いろいろな人に対応できると思う。個人的にはどのポジションでも問題は感じない。ただしポジションを変えたらビーターアングルも調整すること。少しビーターが重い感じがする。
SAI 5-6 パワーシフター真中・・・やや軽いと思うが、これもスプリングの交換でもっと軽くなるでしょう。
後ろ・・・ビーターの重みが感じやすくある程度の重みが踏み易い。
前・・・軽さがあるが、後ろのポジションに慣れるとやや物足りない印象。
ろく 5 2000Cと比べると少し重たい。パワーシフターを手前にするとさらに良くなる。
HAJI 5 ちょうど 良い
KOTALO 5 パールらしすぎる程のアクション。
とら 4 エレミネターと比べて重い。

P-101P

 反応(鈍 1⇔10 敏) 平均5.6

HAJI 8 素直で良い
ゴン太 7 これも設次第です。
SAI 5 反応そのものは悪くない。戻りがもう少し良くなればと思うがこれはスプリングでしょう。
ろく 5 スプリングを変えたら良くなると思う。
KOTALO 5 パールらしい感触
とら 4 プレートを前か真ん中にしたほうが良い

P-101P

 安定感(悪 1⇔10 良) 平均7.3

SAI 8 問題なし。
HAJI 8 良い
ゴン太 8 特に問題は感じません。アンダープレイト付全てにいえることですが少し窮屈な感じがします。
とら 8 安定感はよいが重さが気になる。
ろく 7 しっかりしていがぎこちなさも感じる。
KOTALO 5 特に問題点は見当たらない。

P-101P

 スプリング(悪 1⇔10 良) 平均4.6

HAJI 8 良い。
とら 5 スプリング自体はこちらの方がいいと思う。エレミネターのものよりレンジが広く使える。
ゴン太 4 反応が良くないわりに、硬い。良いものとは思いませんが、その他の設定次第でどうにでもなります。GATEWAYスプリングにすればもっと良くなるんじゃないかな?
KOTALO 4 やや頼りなくシャープさに欠ける。
ろく 4 強く張ると極端に重たくなってしまう気がする。
SAI 3 やや鈍い。スプリングテンションを掛けてもあまり効果なし。

P-101P

 サウンド(悪 1⇔10 良) 平均6.1

HAJI 8 良い が 個性はでない
ろく 7  
SAI 6 思った通りの音が出せる。素直なアクションが影響。
ゴン太 6 パワーの出しやすいペダルで、かなり大きな音が出せます。音色は全てにおいて中途半端な感じ。音量コントロールはある程度いう事をききます。音色の表現がしにくいのと音量が出しやすいことを考えるとロックなどプラグドな音楽向き。
KOTALO 5.5 4ウェイビーターは多彩なサウンドが楽しめるがやや重い。
とら 4 アンダープレートのせいか小音量にしたくても勝手にパワーが出てしまう。音量コントロールが難しい。

P-101P

 機能性(悪 1⇔10 良) 平均7.5

HAJI 12 イーヂーで大好き
ゴン太 10 フットボードの位置を変えられる点とビーターアングルが変えやすい点がとてもよい。個人的にはこれだけで十分だと思います。
SAI 8 シンプルで大変扱い易い。
ろく 7 シンプルで良いと思う。
KOTALO 5 シンプルで良い。
とら 3 エレミネーターと比べて何も出来ない所が悲しい。

P-101P

 気になった点

SAI スプリングだけが惜しいかな。
とら エレミネーターの後に試したので、全てにおいて物足りなさをかんじた。
HAJI ビーターが4タイプもついてるのに 全部不合格
ろく トゥーストッパーは取り外した方が良いと思う。
僕にはフットプレートが小さい。
KOTALO 上級モデルのエリミネーターにも感じることだが、全体的なバランスの向上を望みたい。
ゴン太 ・フットボードの長さが短い事。
・スプリングの悪さ。
・声が聞こえない。

P-101P

 総評

SAI 初心者を中心に、最初の1台としてお奨めいたします。機能的にはシンプルですが、アクションの調整は割りと出来るし、扱い易いのが魅力。
一昔前はこのくらいの価格で国産の最高機種が入手出来ました。調節機能は便利ですが、このような使い易さと素直なアクションのペダルをじっくりと使い込むのも良いと思います。良くリハスタで見かけますが、個人的には好きなペダルです。
ゴン太

ロックなどの音量を必要とする音楽をしている人には良いと思います。変更できる部分がシンプルでわかりやすいく悩むことなくセッティングができる点と価格、癖のなさをふまえると初心者の方にはうってつけかも。
そんなに悪くないんだけどペダルが何も話しかけてくれないので個人的には愛着がもてません。。。

HAJI

新弟子にススメマス。
価格のわりには 高機能、シンプルで使いやすく好感がもてます。貧乏君、入門者はベスト バイ。

P-101P

 総評

とら

明らかにエレミネーターの方が良かったのでどうしてもこれが欲しい人意外はエレミネーターを買うべき。エレミネーターのカムを黒にするとこれに近くなります。

ろく 安定感はあり、僕の好きな真円カムだが、やはりP-2000Cと比べてしまうと反応が鈍くなるような気がする。
P-2000Cはちょっと高いなと思う人は試す価値はあると思う。
KOTALO 試してみて気に入った人。足元も絶対パールで揃っていないと嫌な人で、予算的にこの価格が限界な人。にはこれ。往年の名器 P-850を直接に継承したモデルだと思うが、良くも悪くも「パールらしい」という印象があって、上級モデルのエリミネーター同様に全体的にややシャープさが欠ける気がするのが残念。スプリングやビーターの改善とパーツ各部の精密度の向上を望みたい気がする。もう少し安くても誰も怒ったりしない。