YAMAHA FP9310

メーカー・・・・YAMAHA
商品名・・・・FP9310
定価・・・・¥20000
販売価格・・・・¥16000
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今までのYAMAHAの代表的な真円カムのアクションを継承しながら、1台でチェーンとベルトの2種類のアクションが試せる大変便利でお買い得なモデル。
ダイレクトドライブよりはやや重さを感じる踏み心地ながら音量感が出しやすく、ロック系のパワー重視のスタイルや初心者にもおすすめのペダルです。

安定感に優れ音量を求める方にはおすすめモデル。また癖の無いオールラウンドに
対応する最近の国産モデルの中ではダントツの良さを持っています。
またベルトドライブの軽い踏み心地で安定感に優れたモデルをお探しの方にも
是非ともお試し頂きたいモデルです。
昔のFP720のような踏み心地が欲し場合にもこのモデルがおすすめです。

YAMAHA FP9310

テスト平均値

踏み心地 5
★★★★★
反応 5.3
★★★★★
安定感 8.1
★★★★★★★★
スプリング 6.4
★★★★★★
サウンド 6.5
★★★★★★
機能性 5.4
★★★★★




YAMAHA FP9310

ダブルチェーン・・・
ダブルチェーン仕様。踏み始めからヒットする瞬間まで一定の重みが加わり、素直で非常に扱い易い踏み心地。
特に音量が欲しい場合には、まずチェーンでビーターの角度とフットボードの角度の調整などで軽い踏み心地でパワー感も出し易いポジションが見つかります。特にビーターを不必要に寝かさずにフットボードの角度をやや起こすのがポイントで、無理なく力が伝わる有効なセッティング。同様の機能を持つ他社製品としては PEARL P-2000C,P-101P,P-100

ベルトドライブ・・・
チェーンドライブと比較すると、踏み心地がやや軽くなり反応がより自然な状態に。このモデルの基本的な動きが好みで、さらに素早いコントロールが欲しい場合には是非ベルト仕様がおすすめ。チェーンからベルトへの交換はチューニングキーで簡単に可能。またベルトの取り付けの際にベルトの穴が4箇所あるが、基本的には内側の2箇所のみの使用。

YAMAHA FP9310

あらゆるセッティングやハードなプレイスタイルでも安定感は非常に優れている。
他社のアンダープレート付のモデルにはありがちな、ヒールの部分の待ち上がりを防ぐ為に、あえて中心部を浮かす形状は前回のモデルチェンジから取り入れているYAMAHA独自のアイディア。
プレートに取り付けられるレンチが片手ではなかなか取り外しにくい位置にあり、折りたたみが可能だが、演奏時のセッティングの場合にアンダプレート側との収まりを注意する必要がある。
今回の2機種の共通点としてフープに止めるクランプの高さをレンチを使用して調節。フットボードの下側なので、決まるまではかなり面倒な作業。使用するバスドラムのフープ厚によって設定の変更作業が必要。

 

YAMAHA FP9310

今回からはこれまでに比べると非常に反応の良いタイプが付属。かなり緩いテンションでも反応の良さが得られる。またその形状の影響から、やや張り気味にしても踏み始めはそれほど重さを感じない。
(形状はDWと同じく伸び始める上部が細くなることで少ない力で引っ張る事が可能)
前モデルから採用されている調節後にロックが可能な機能があり、これまではレンチを使用していたが今回はチューニングキーで操作が可能に。
メメモリーの役割りを果たす部品だが、より軽い踏み心地を求めるのであれば、外しての使用がおすすめ。ビーターバランサーとしても機能可能だがいずれにしても感心しない。。

YAMAHA FP9310

 踏み心地(重 1⇔10 軽)(チェーン/ベルト)平均5

SAI 6/7 セッティング次第で幅広い踏み心地が有られる。
ろく 5/6 見た目と比べて軽い。
とら 5/5 重いというか、浅い感じがした。
HAJI 5 ヒットした瞬間の足の裏のタッチの感触が とても 心地良い
ゴン太 4/5 ダイレクトドライブより重めだが、体重が乗りやすい。ヒットした瞬間の足裏の感覚がはっきりしている。が、厚ぼったい印象。
KOTALO 3/4 好きじゃない。

 

YAMAHA FP9310

 反応(鈍 1⇔10 敏)(チェーン/ベルト)平均5.3

HAJI 10 良い。
SAI 6/7 国産のチェーンモデルと比較してかなり良い。ベルトにすると踏み始めの反応が良くなる
ろく 6/7 ビーターメモリを外した方が良い。
ゴン太 5/6 ボーとしている印象があるのでもう少しシャープさ(明確さ)がほしい。(特に戻り)
とら 4/6 鈍い。踏み込み感があまり出ない。ベルトに変えると良くなるが、個人的にはダイレクトドライブの方が好き。
KOTALO 3/4 好きじゃない。

YAMAHA FP9310

 安定感(悪 1⇔10 良)(チェーン/ベルト) 平均8.1

とら 10 ペダル自体はとても安定している。
ろく 10/10
ゴン太 9/9 ものすごい安定しているが、その分・・・
SAI 9/8 動きの影響か踏み込んだ印象では一番あり。ベルトの方がやや遊びがある。
HAJI 8 良い。
KOTALO 3/4 好きじゃない。

YAMAHA FP9310

 スプリング(悪 1⇔10 良)(チェーン/ベルト)平均6.4

HAJI 10 良い。
SAI 7 国産メーカーの付属では一番反応が良い。DWに似ている。
ろく 7 弱くすると反応が悪く、強くすると重くなり細かいプレイがしにくくなる。使えるポイントが狭い。
ゴン太 6/7 行きはこのままでも良いが、返りのスピードがほしい。ダイレクトドライブよりも相性はいいかも。
とら 6 良いと思うが、強弱の幅が狭い感じがした。ベストポイント以外だと急激に悪くなる。
KOTALO 2 最初からヘタってるの?

YAMAHA FP9310

 サウンド(悪 1⇔10 良)(チェーン/ベルト)平均6.5

HAJI 10 密度のある音が容易にだせて良い
ろく 8/8 音量がある。
SAI 6/7 音量が出し易い割りに、やや小さな音でのコントロールが難しい。小さな音ではベルトの方が音質が良い。
ゴン太 5/6 アタック音はでるがシャープさが足らない。音量があるところから下がらない。音量のコントロールが・・・。高域の成分が出ない。
とら 5/5 アタック、体重がある。
KOTALO 4/4 音量と低域は出ないけど、まぁしまりのある音がでる。

 

YAMAHA FP9310

 機能性(悪 1⇔10 良)平5.4

とら 8 ワンタッチでフープにかませられるのはとても楽。アンダープレートの取り外しが中途半端。ベルトとチェーンを選べる所はすばらしい。
ゴン太 8 チェーンとベルトを選択できるのが良い。
ビーターのアングルは簡単に(慣れれば)調節できるのと、ベアリングのカムローラーはとてもよいが、クランプやスプリングのロックは・・・
HAJI 5 設定の調節が容易にできてよいが、本音をいえばチューニングキー1つで 調節したい。ってわがままか。
SAI 5 一部にレンチを使用している点とフープへの取り付け作業がやや面倒。各部のロック機能等も実際には無くても問題は無さそう。
ろく 1 新しい機能が逆に使いにくい。持ち運びには重い。

YAMAHA FP9310

 気になった点

HAJI もう少し安いと 誰にも手が届く ハマヤのニュースタンダードペダルになりうる のでは。
とら デザイン。プレートのシール。
ろく 機能性。
SAI ベルトの長さがチェーンと違い、それぞれのセッティングをしなければならない。
KOTALO ・全体的に魅力を感じない。
・スプリングの反応がもっと良くなってほしい。
・最近のフットペダルにはほとんど当たり前のように付属しているビーターバランサーは、完全に無用のパーツ。
・アンダープレート無しの仕様でも作ってくれれば、もっと興味がわくかも。
・せっかくのベルト式なのに、大して意味を成していないのが残念。ただし、チェーンタイプよりは自然に反応してくれるので好ましい。
ゴン太 ・スプリングの返りの悪さ
・フットボードの長さと厚さ(もう少し長く薄いほうが好き)
・ウェイトの中心が先端にあるビーターにしたい。
・ヒットポイントをもう2〜3mm奥にしたい。
・アンダープレイトなしを試してみたい。
・サウンドの表現力が乏しい

YAMAHA FP9310

 総評

HAJI

ひとつのペダルで あらゆるプレイスタイルに適応したい奴。すなわち、プラグド、アンプラグドミュージックの両方を行き来したいひとには うってつけ。
個人的に購入したいです。アンダープレートが取り外せたらの話しですが。 トータルで判断するとベストバイです。楽しめました。

SAI ロック系の音量重視のスタイルや初心者の方にも、動きに癖が無くあらゆるダイナミックスに対応可能なモデル。オールラウンド向きの非常に良いペダルです。チェーンかベルトかと悩んでいる人にはこれを買えば両方が好きなだけ試せます。全体の動きが素直で始めてペダルを買う人から現在のペダルの踏み心地に不満のある方は是非一度お試し下さい。
ろく ダイレクトドライブと比べるとこのペダルの方が好き。音量が出せるのでロックドラマーには適していると思う。ベルトの方が踏み心地が軽くなり好きです。

 

YAMAHA FP9310

 総評

とら

ヘヴィーな音を出したい人でクローズキックの人は、チェーンタイプで。ベルトに変えると踏み心地がFP720に近い感じになるが、720より重くなる。

KOTALO ひょっとすれば、足の小技重視のテクニシャン志向の人は気に入るかもしれない。
まぁ、とりあえず試してください。
今月のお小遣いがあまっても、私は買いません。
ゴン太

カムのポジションを変化させたときの適用範囲が広く、使用者のスタイルをあまり選ばない万能タイプ。
(力んで踏む人でも問題なく使える。)
だが、音量コントロールの幅が狭く、プレイヤーの意図が表現しにくい。